■その時、株価はどう動いたか(8)■

---目次---
  • 2004年10月23日、新潟県中越地震と福田組
  • 新潟県中越地震と福田組&植木組
  • 原油価格と日経平均(前編)
  • 原油価格と日経平均(後編)
  • 浅間山噴火とマスク株
  • 台風と損保株
  • エイベックスのお家騒動(前編)
  • エイベックスのお家騒動(後編)
  • 猛暑と花粉の関係

  • (2004/10/24)
    2004年10月23日、
    新潟県中越地震と福田組

    10月23日17時56分(日本時間),新潟県中越地方でM6.8の 地震が発生し、小千谷市では震度6強を観測しました。この地震の後も震度6強を観測した余震が3回も起こっています。

    現時点で、この地震による死者は20人、行方不明者3人、負傷者は1500人に達しました。 上越新幹線は、脱線して、全面復旧の目処はたちません。

    政府は、人命救助のために、自衛隊を素早く対応させました。

    頑張れ!新潟県。
    ボランティアや各地からの救援物資には、心が熱くなります。

    被害に遭われた方に、心から御見舞い申しあげます。

    さて、この地震が、明日の株式市場にどう影響するか?
    不謹慎と思いつつ、つい考えてしまうのが、株式投資愛好家たる私の性格です。

    復興需要を当て込んで、建設関係はどうでしょう?
    新潟県最大規模のゼネコン福田組(1899)というのが、直ぐに浮かぶます。

    こうした時は、週明け寄り付き天井で、元に戻るというケースもありそうです。 しかし、福田組は貸借銘柄。空売りを呼び込み、仕手化するという展開も考えられなくは、ありません。

    ◆◆皆さん、どう思われますか?◆◆
    ◆◆よい前例は、ないでしょうかね◆◆
    ◆◆ サラリーマンでデイトレできない私は、書くだけで明日は観戦に回ります。◆◆

    (10月25日の結果)
    福田組は、559(+80)ストップ高で比例配分もありません。5477000株の買い注文が残りました。

    新潟県地盤の建設会社には、植木組というのもあったんですね。 同社は、237(+50)ストップ高で159000株の比例配分です。同社は、なんと14,151,000 株の買い注文が残りました。

    新天地さん、ご指摘の不動建設は、地盤改良のトップ企業です。 軟弱な地盤を堅くして、地震に強くするのでしょう。

    同社の寄り付きは306円、高値338円。終値は288円です。
    この日の出来高45,117,100は、発行済株数156,860,224株の実に28.76%を占めます。

    デイトレの人は、儲かったかもしれません。

    私も、購入予定のマンションの地盤を調べました。 N値が高いのが、堅くて壊れない気がします。

    幸い、良い数字がでていました。
    私の余生30年間のうちに、地震が来て住めなくなったら困りますからね。

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    (2004/10/27)
    新潟県中越地震と
    福田組&植木組

    さて、植木組の株価の推移です。

    26日の植木組は、67,057,000株の脅威の出来高。一日チャートは、寄り付き天井でした。しかし、空売りが増加し、日証金の貸し株超過は13,089,000株に達します。 市場終了後、この日の約定分から最高料率は10倍の15円となることが、発表されます。しかも火曜日、品貸し料は3日分です。27日からは売り禁です。

    27日は、踏み上げ相場で、ストップ高に張り付きます。しかし、貸し株超過は3,341,000株に激減します。

    以上を表にまとめました。

    植木組の株価推移
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 貸株超過株数(株・口) 最高料率(円) 当日品貸料率(円) 備考
    2004年10月22日 185 187 185 187 2,000 -104,000 1.5 0
    2004年10月25日(地震発生直後) 237 237 237 237 159,000 -84,000 1.5 0
    2004年10月26日 312 313 256 269 67,057,000 13,089,000 15 45(3日分) 最高料率10倍、売り禁
    2004年10月27日(場中に余震) 324 349 315 349 22,101,000 3,341,000 15 15 28日から日々公表銘柄に

    もう一社の福田組です。26日は、ストップ高で寄り付きますが、後場は安くなります。貸し株超過は、130万株にすぎません。

    27日の前場終了間近、逆日歩が0.15円(3日分)と発表されます。 ところが、株価はさがるどころか、反発します。

    いったい、何故か?

    27日午前10時40分ごろ、震度6弱の余震が新潟中越を襲ったせいでした。 空売りも、増加し、日証金の貸し株超過は4,056,000株に増加します。

    市場終了後、明日から売り禁に。しかし、注目の最高料率は2円(1倍)のままでした。
    売り方は、有利な気がします。

    以上を、表にまとめます。

    福田組の株価推移
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 貸株超過株数(株・口) 最高料率(円) 当日品貸料率(円)
    2004年10月22日 485 489 477 479 18,000 -13,000 1.5 0
    2004年10月25日(地震発生直後) 559 0 -18,000 2 0
    2004年10月26日 659 659 609 626 5,318,000 1,300,000 2 0.15(3日分)
    2004年10月27日 (場中に余震) 619 726 595 726 26,189,000 4,056,000 2 2 売り禁

    ◆◆上手な人は、儲けたのでしょうね。◆◆
    ◆◆ 仕事一筋の私は、観戦でした。◆◆

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    (2004/9/29)
    原油価格と日経平均(前編)

    原油価格はついに50ドルを突破しました。 短期的には、反落する可能性もありますが、1〜3年というスパンで予測すると更に上がると私は予測します。

    根拠は、原油消費量が、2桁成長する中国の存在です。 2003年の中国の原油消費量は、前年比10.15%増の2億5231万2000トンに達し、日本を抜きさり世界第二位となりました。

    中国の原油生産は、年率1%程度しか伸びませんから、輸入は増加する一方です。

    2003年中国の原油輸入量は31.29%増えて、9112万6300トンとなりました。 輸入原油が中国の原油消費量に占める割合は36.1%になったそうです。

    中国の原油輸入量
    西暦 中国の原油消費量(トン) 中国の原油生産量(トン) 中国の原油輸入量(トン)
    実績 2002 229,062,188 159,653,779 69,408,409
    2003 252,312,000 161,185,700 91,126,300
    予測 2004 277,921,668 162,732,320 115,189,348
    2005 306,130,717 164,293,781 141,836,937
    2006 337,202,985 165,870,224 171,332,762
    2007 371,429,088 167,461,793 203,967,295
    2008 409,129,141 169,068,634 240,060,507

    すなわち、この成長(10.15%と仮定)が北京オリンピック(2008年)まで続くと、中国の原油輸入量は、2億4000万トンとなります。

    世界最大の石油輸出国サウディアラビアの産油量は、現在950万バレル/日ですから、この46%を購入することになります。
    (950万×164リットル×0.9kg×365日=5億1200万トン/年)

    原油の埋蔵量は、限りがありますから、原油価格が上がるのは、極めて自然な現象です。

    ◆◆代替エネルギーの天然ガスの需要も高まりますね◆◆
    ◆◆ 原油価格の変動に対して、株価は過去どう動いたか?◆◆

    ◆◆ この続きは、明日発表します。◆◆

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    (2004/9/30)
    原油価格と日経平均(後編)

    さて、次の表はアラビアンライトと日経平均の推移を示したものです。 統計が見つからないので、2003年以降のアラビアンライト価格は空欄にしました。

    重質油のアラビアンライトは、一般的な原油価格(50ドル)より安く、現在38ドルです。 第一次オイルショックが起こったのは、1973年の秋で、原油価格は1年後には約5倍になりました。

    1973年12月22日(土)、インフレを抑制するため、日銀は、公定歩合を2%引き上げ9.00 %とします。 週明けの日経平均は、2.58%値下がりし、4,028.45(-106.59)となります。

    原油を輸入に頼っていた日本は、深刻な打撃を受けます。アルミ精錬業は壊滅、受注キャンセルを受けた造船業など構造不況業種は、設備廃棄に追い込まれます。

    1974年、GDPは戦後初のマイナス成長(-1.2%)となります。 株価も、1975年の大発会には3,777.40まで落込みます。

    1979年から始まったのが第二次オイルショックです。 1979年2月のイラン革命に乗じて、オペックは3ヶ月ごとに原油を引き揚げ、 1979年6月の原油価格は18ドル、11月24ドル、1980年1月26ドル、4月28ドル、8月にはついに30ドルを突破します。

    1980年03月19日(水)、日銀は公定歩合を1.75%引き上げ9.00 %とします。
    しかし、この日の株価は、ほとんど変化なし。

    実は、省エネ技術が進んでいた日本は、あまり打撃を受けませんでした。 むしろエネルギー効率のよい小型車の輸出が増加します。

    株価も、堅調に推移します。 1981年の大発会、日経平均は7,150.95と上昇基調でした。

    原油価格と日経平均
    西暦 アラビアンライト/ドバイ 大発会日経平均終値 前年比
    1972 1.9 2,727.87
    1973 (秋)第一次オイルショック 2.83 5,232.86 1.92
    1974 10.41 4,259.20 0.81
    1975 10.7 3,777.40 0.89
    1976 11.63 4,403.06 1.17
    1977 12.38 4,998.85 1.14
    1978 13.03 4,867.91 0.97
    1979 第二次オイルショック 29.75 6,041.57 1.24
    1980 35.69 6,560.16 1.09
    1981 34.32 7,150.95 1.09
    1982 31.8 7,718.84 1.08
    1983 28.78 8,021.40 1.04
    1984 28.06 9,927.11 1.24
    1985 27.53 11,558.06 1.16
    1986 逆オイルショック 13.01 13,136.87 1.14
    1987 16.91 18,820.55 1.43
    1988 13.2 21,217.04 1.13
    1989 15.68 30,243.66 1.43
    1990 イラクのクェート侵攻 20.5 38,712.88 1.28
    1991 16.56 24,069.18 0.62
    1992 17.21 23,801.18 0.99
    1993 14.9 16,782.88 0.71
    1994 14.76 17,369.74 1.03
    1995 16.09 19,684.04 1.13
    1996 18.56 20,618.00 1.05
    1997 18.13 19,446.00 0.94
    1998 12.16 14,956.84 0.77
    1999 17.3 13,415.89 0.90
    2000 26.24 19,002.86 1.42
    2001 22.8 13,691.49 0.72
    2002 23.85 10,871.49 0.79
    2003 8,713.33 0.80
    2004 第三次オイルショック? 10,825.17 1.24

    さて、今回は、第三次オイルショックとなるかどうか? 今の日本の実力では、第二次オイルショックのパターンは、期待できないでしょう。

    第一次オイルショックほどではないが、不況とインフレが合体したスタグフレーションに陥る可能性が高い気がします。

    ◆◆膨大な国債を抱え、高金利政策により、インフレ抑制することができません。◆◆
    ◆◆ 株価は、平均としては下落ですが、省エネ関係、資源関係は上がるかもしれません。◆◆

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    (2004/9/2)
    浅間山噴火とマスク株

    2004年9月1日、20時2分浅間山が噴火しました。 火山活動のレベルは、0〜5の6段階に分かれますが、今回は山頂で小-中規模の噴火が発生しているレベル3だそうです。

    どの銘柄が噴火と関係するかどうか?

    火山灰被害を受けたキャベツや軽井沢の観光地は、上場企業と関係なさそうです。

    ニュースを調べたら、9月2日に噴火関連で上がったのは、重松製作所(416 +10)や興研(929+18)のようです。 両社とも防塵・防毒マスクを作っている会社です。

    噴火---火山灰---防塵マスク
    という単純な連想ゲームです。

    気象庁によれば、浅間山は小康状態ということです。 重松は寄付天井でした。

    浅間山の噴火は、21年ぶり、つまり前回は1983年4月8日です。 当時の重松の株価を調べようと思ったのですが、ネットでは不可能のようです。

    昔の会社四季報を引っ張り出してみたら、76年〜85年の高値と安値が掲載されていました。 10年間の高値は1983年で545円、安値は1976年で82円。

    前回の噴火でも、人気化したのかもしれません。

    もっとインパクトのある噴火は、考えられないか?

    江戸時代の話ですが・・・

    ◆◆富士山は1707年(宝永4年)に噴火しています。◆◆
    ◆◆100kmも離れた江戸で黒い火山灰が降り、昼間でも真っ暗な日が続いたそうです。参考 ◆◆

    ◆◆300年後?・・・まさかね。◆◆

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    (2004/8/26)
    台風と損保株

    大型で非常に強い台風16号が日本の南海上を北上し、29日に南西諸島から西日本に接近する恐れが出ているそうです。 この台風の中心気圧は920ヘクトパスカル、最大風速50メートル

    この二つの数字を日本に大きな被害を与えた台風の一覧の数字と比較すると、今度の台風がかなり深刻なものであることが分かります。

    このページに出てくる台風の21件のうち、19件(90%)は9月の台風です。しかし、今回は、まだ8月です。 8月に大型の台風がくるのは、異常気象の証だと思います。今年は、「猛暑と台風の年」といえそうです。

    この大型台風がそれるといいですね。

    ・・・と言いながら、過去例と損保株との関係を自然と調べてしまうのは、職業病でしょうか。
    株価は、損保ジャパンのものです。

    (1).1991年の台風19号は、宮島に被害をもたらした後、日本海に抜け、青森県に再上陸し、収穫直前のリンゴの70%に被害をもたらしました。 再保険をうけたロイドの経営危機にも影響を与えたという記憶があります。 上陸日の出来高は膨らみますが、株価にはそれほど影響を与えていません。

    1991年台風19号と損保ジャパン
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    1991年9月25日 969 974 966 972 1,466,000
    1991年9月26日 972 985 965 983 897,000
    1991年9月27日
    (台風19号上陸)
    983 1,020 983 1,000 2,938,000
    1991年9月30日 993 996 989 996 326,000
    1991年10月1日 986 998 977 982 1,043,000
    1991年10月2日 982 996 975 975 790,000
    1991年10月3日 975 995 971 994 1,568,000

    (2).1998年は、アベック台風が二日連続日本を襲いました。強風で18人が亡くなりました。

    1998年台風7・8号と損保ジャパン
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    1998年9月16日 550 555 540 542 627,000
    1998年9月17日 547 552 524 532 788,000
    1998年9月18日 530 549 524 549 1,084,000
    1998年9月21日
    (台風8号上陸)
    550 550 539 547 509,000
    1998年9月22日
    (台風7号上陸)
    540 544 525 526 1,086,000
    1998年9月24日 530 536 528 531 752,000
    1998年9月25日 528 530 511 511 922,000

    (3).1999年の台風18号は、強風と大潮が重なり高潮(6〜7m)が山口県で発生。宇部空港の機能が停止しました。 宮島では厳島神社が強風と高波により被害を受けました。

    1999年台風18号と損保ジャパン
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    1999年9月17日 666 670 658 660 1,382,000
    1999年9月20日 661 665 650 659 950,000
    1999年9月21日 653 665 635 665 1,436,000
    1999年9月22日 630 637 616 616 1,126,000
    1999年9年24日
    (台風18号上陸)
    609 609 580 600 1,482,000
    1999年9月27日 595 618 589 611 652,000
    1999年9月28日 620 637 620 632 971,000
    1999年9月29日 642 651 638 651 895,000
    1999年9月30日 653 680 651 679 1,009,000

    (4).台風14号が秋雨前線を刺激し、大雨を降らせ、名古屋市では一日の雨量が428mm。 新幹線が22時間止まりました。

    2000年台風14号と損保ジャパン
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2000年9月5日 568 568 538 551 705,000
    2000年9月6日 560 565 557 560 522,000
    2000年9月7日 561 573 548 565 620,000
    2000年9月8日 572 576 553 576 2,307,000
    2000年9年11日
    (台風14号上陸)
    577 580 554 558 650,000
    2000年9月12日 568 570 558 559 489,000
    2000年9月13日 555 578 551 560 563,000

    ◆◆株価は、ほとんど影響されないですね。◆◆

    ◆◆ 損保を空売りするより、9月昇格銘柄の有望株を◆◆
    ◆◆20銘柄から選んで買ったほうが手堅そうです。◆◆

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    (2004/8/2)
    エイベックスのお家騒動
    (前編)

    「エイベックス」の創業者で、trfをデビューさせ、さらに安室奈美恵、ELT、 浜崎あゆみ、BoAらを育て上げた松浦真在人専務(39)が同社を退社したことが、31日明らかになりました。

    松浦専務は、日頃から依田会長と対立していました。

    松浦氏の信任が厚かった千葉龍平常務(40)を依田会長が解任したことで、両者の人間関係が修復不可能になったようです。

    つまり、エイベックスにお家騒動が勃発したのです。
    松浦専務と千葉常務は、新会社を設立して、音楽業界に新規参入するでしょう。

    大物アーティスト達は、エイベックスに残るか、新会社に移籍するか決断を迫られると思います。

    壮絶な戦いの帰趨を決めるのは、やはりこの人。
    ・・・浜崎あゆみ・・・

    彼女の2003年のデータを調べてみました。 アルバム「RAINBOW」は、1,857,000枚を売上げ第2位、アルバム「A BALLARD」は918,000枚を売上げ第8位にランキングされました。 彼女の2003年の所得税は3億7761万円で、芸能人部門の第一位です。

    BoAやMISIAも大物ですが、株式投資家の最大の関心事は、浜崎あゆみが移籍するかどうかですね。

    過去には、こんな現象もありました。

    今日のエイベックスは、1608円とストップ安(-300)の比例配分(出来高273,600株)でした。651,900株の売物が残こりました。

    なお、松浦氏は、611万株(13.2%)もエイベックス株を保有しています。

    日証金のデータからも目を離せません。

    日証金の貸株&融資(単位千株)
    08/02<速報> 貸株 融資 差引
    新規 76.5 5.9
    返済 0.7 35.8
    201.7 26.7 -175
    前日比 75.8 -29.9 -105.7

    ◆◆兜町でも、売り方、買い方の死闘が始まりそうです。◆◆
    ◆◆ 東証一部上場企業でも、こうした人間関係が企業の命運を決めるのですね。 ◆◆

    (参考)

    投稿者:新天地  投稿日: 08/02 Mon 21:48:01 [ID:7OxCi9/q3ZU]

    14時58分に出たエイベックス22万株の買い、非常に興味があります。
    一本の注文で出ているそうです。
    株数間違いか、売り買い間違いか、大口の空売りの買戻しとか、
    インサイダー情報で買ってみたとか。どちらにしても胡散臭さ倍増です。
    何でしょうねえ。非常に興味があります。

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    (2004/8/4)
    エイベックスのお家騒動
    (後編)

    8月2日夜、浜崎あゆみがマスコミに対して、以下のようなFAXを送ったことが明らかになります。

    マスコミ各社の皆様へ

    連日大変お騒がせしております。
    今回の件に関して私の意見をお伝えさせて頂きます。

    所属レコード会社ならびに所属事務所内で
    このような騒動が起きた事を非常に残念に思っております。
    まず、私たちアーティストは一人の人間であり、
    確固たる信念、意志を持ち、一丸となって皆様に
    最高のエンターテイメントをと活動させて頂いております。

    そして、私のプロデューサーである松浦氏についてですが、
    彼のいないエイベックスはもはやエイベックスではなく、
    松浦専務の辞任が受理されるのであれば、
    それは同時にエイベックスの終焉を認めるという事になると考えます。

    浜崎あゆみというアーティストは彼とともに成り立っていますので、
    彼の存続と共に浜崎あゆみの行方も決めさせて頂きたいと思っております。
    応援してくださるファンの皆様もそうだと思いますが、
    自分の信じた人と共に、自分の信じた道を歩いて行く
    人生でありたいと強く願っている次第です。

    一読すれば、浜崎あゆみが、松浦氏の新会社に移籍する意思が固いことは、明白です。

    さて、8月3日の市場が開く少し前・・・・

    大量の成行き売りで、気配値は、ストップ安。今日もストップ安は、誰が考えても、確実と思われました。

    ところが、大量の買いが入り、僅か30円安の1578円で寄り付きます。

    その後、株価は、狂ったように暴騰します。一時は1790円に・・・

    いったい何故?

    8時58分・・・つまり市場が開く2分前、TDNet(適時開示情報閲覧サービス)は、次の開示を行います。

    2004年8月3日
    会社名 エイベックス株式会社

    辞任取締役の復帰に関するお知らせ

    平成16年8月1日付で辞任した松浦勝人氏及び千葉龍平氏が当社グループに復帰することが内定しましたので、お知らせいたします。

    なお、千葉氏の利益相反取引は解消の目処が立ちました。
    これにより、現在報道されているアーティスト移籍の懸念等は解消されます。
    両氏復帰の詳細については決定し次第お知らせいたします。

    以上

    辞表を叩きつけたはずの松浦専務、千葉常務。彼らのエイベックス復帰が、たった1日後に内定したというのです。

    こんな大事な情報を取引開始2分前に発表するのは、不公平で良識を疑います。
    比例配分狙いで、大量の成行き売り出して、被害を受けた投資家も存在するでしょう。

    重要情報の周知期間を確保するため、東証はエイベックスを一時的に取引停止処分にするべきでした。

    新天地さんがご指摘されたようにストップ安比例配分だった8月2日、2時58分、22万株の買い注文がありました。

    ◆◆関係者以外なら見事といえますが◆◆
    ◆◆、内部情報を知った者のインサイダー疑惑の可能性も高いと思います。◆◆

    ◆◆ 証券取引等監視委員会に調査して欲しい案件の気がします。◆◆

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    (2004/7/21)
    猛暑と花粉の関係

    毎日、暑いですね。 猛暑銘柄のニュースで、今日面白いニュースを見つけました。

    猛暑関連銘柄としては、・・・(略)・・・目薬大手のロート製薬<4527>、参天製薬<4536>など。目薬については、 プール後の使用だけではなく、「猛暑の翌年は花粉症の当たり年」になるので狙える──
    との見方も出ていた。

    夏の暑さと花粉との相関は、よく聞く話しです。
    もっと、厳密に調べてみたいと思いました。

    山梨県衛生公害研究所が行った「甲府市における過去の飛散状況(1平方センチ当り落下する数) 」というデータを発見しました。

    次の表の上段は、気象庁HPからとった甲府市の7月と8月の平均気温と最高気温です。

    中段の平均値との気温差を見れば、猛暑か冷夏かが直ぐに分かります。

    下段は、翌年の花粉のデータです。

    猛暑と翌年の花粉の量(甲府市の場合)
    夏の気温 1992年 1993年 1994年 1995年 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 平均値
    7月 平均気温 25.6 23.1 27.9 25.6 25.9 25.5 25.8 25.8 26.2 27.7 27.1 23.3 25.79
    最高気温 37.3 34.4 39.3 38 37 37.7 38.1 35.5 36.1 39.7 36.8 32.9 36.90
    8月 平均気温 26.1 24.8 28.1 28.7 26.3 26.8 27 27.1 27 26.2 27.1 25.8 26.75
    最高気温 35.5 34.6 39.8 38.8 37.1 36.3 37.2 35.7 36 37.3 37.6 37.1 36.92
    7月(平均との差) 平均気温 -0.19 -2.69 2.11 -0.19 0.11 -0.29 0.01 0.01 0.41 1.91 1.31 -2.49 0
    最高気温 0.40 -2.50 2.40 1.10 0.10 0.80 1.20 -1.40 -0.80 2.80 -0.10 -4.00 0
    8月(平均との差) 平均気温 -0.65 -1.95 1.35 1.95 -0.45 0.05 0.25 0.35 0.25 -0.55 0.35 -0.95 0
    最高気温 -1.42 -2.32 2.88 1.88 0.18 -0.62 0.28 -1.22 -0.92 0.38 0.68 0.18 0
    翌年の花粉 1993年 1994年 1995年 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 平均値
    花粉量 スギ 1,353 249 7,411 671 1,490 1,473 778 1,153 1,681 4,414 2067
    ヒノキ 2,092 74 12,538 310 1,303 704 611 1,980 3,082 2,069 2476
    3,445 323 19,949 981 2,793 2,177 1,389 3,133 4,763 6,483 4543

    1993年は、米不足で知られる冷夏でした。
    翌年(1994年)の花粉量は、記録的に少ない量でした。

    しかし、この年(1994年)は、全ての記録を塗り替える猛暑となります。

    ・・・そして、1995年・・・
    過去最悪の花粉の当たり年!

    夏の気温と花粉の量には、強い相関がありそうです。
    例外もあります。1995年は、かなりの猛暑でしたが、翌年の花粉は、かなり少ない量でした。

    おそらく、前年に花粉が発生しすぎた反動で、猛暑でも花粉の発生が抑えられるメカニズムがあるのでしょう。

    夏の気温と翌年の花粉の量に関するJ_Coffee仮説

    1.猛暑の翌年は、花粉の量が多い。
    2.ただし、前年の花粉が異常に多い場合、猛暑の翌年でも花粉量は少ない。

    3.冷夏の翌年は、花粉の量が少ない。
    4.ただし、前年の花粉が異常に少ない場合、冷夏の翌年でも花粉量は多い。

    5.冷夏の翌年が猛暑となった場合、次の年、花粉が記録的に異常発生する。

    さて、2003年は、冷夏
    30年来、花粉症に悩む私の記憶によれば、2004年春の花粉量は、記録的な少なさでした。

    ◆◆2004年が、史上最悪の猛暑となることを疑う人は、少ないでしょう。◆◆

    ◆◆ 1995年に匹敵する、いやそれを上回る、史上最悪の花粉の季節が、◆◆
    ◆◆来年(2005年)の2〜3月にやって来るのです。◆◆

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