■TOPIX採用時トレード18■

---目次---
  • ヤフーは、東証一部に上場するか?
  • 追跡調査・東京リース事件
  • NECエレクトロニクス上場の最大の特徴
  • セイコーエプソンの公募BB価格の引き上げ
  • 自己株式処分の売出(ガリバー)
  • 6月昇格銘柄の発表
  • 6月昇格銘柄の結果

  • (2003/6/21)
    ヤフーは、東証一部に
    上場するか?

    このところヤフーが上昇しています。東証一部への上場の噂が広まったのがきっかけのようです。ヤフーの浮動株は、8.7%しかないので、先回りしたくなる気持ちも分かります。

    ヤフーの株価の動き

    2003年1月6日大発会のヤフーの始値は147万円でした。2倍分割を行ったことを考慮すると昨日の終値173万円は、2.35倍に値上がりした計算になります。

    発行済株数942,116株を乗じて、ヤフーの時価総額を計算すると1兆6299億円になりました。
    ヤフーの連結売上は、yahooBBを主力に2004年3月期(予想)で690億円です。

    売上げの23.6倍まで買われていることになります。
    バブリーな香りが漂っていると感じる私は、間違っているでしょうか?

    先週発売の四季報は、ある注目すべき事実を明らかにしました。 2003月3月末時点のヤフーの特定株比率は84.5%、必要な修正を行っても、基準値80%をわずかに超える可能性が高いと思います。

    すなわち、ヤフーが基準をクリアして東証一部に上場するためには、
    売出又は立会外分売が必要だろうというのが、私の考えです。


    ◆◆たとえ東証一部に上場しても、TOPIX買いが来るのは1ヵ月後です。◆◆

    ◆◆ 最近の先回り買いに対しては、◆◆
    ◆◆「そんなに急いで何処行くの?」と言いたくなります。◆◆

    ◆◆最後に、予測を外しても、無責任な私は知りません・・・◆◆

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    (2003/6/19)
    追跡調査・東京リース事件

    古い話で恐縮ですが、2002年9月銘柄で一番注目を浴びたのは、東京リースでした。

    発表直後は、ストップ高比例配分なし。
    二日目(2002年8月22日)も、2時48分まで、45万株の買い気配でした。

    ところが、ここで新光証券が、48万株の売りをぶつけます。(東京リースの大事件

    いったい、この株は何処から来たのか?
    大株主が売ったのか?
    それとも大株主から借りて売り、後で買戻したのか?

    2002年3月31日と2002年9月30日の大株主リストは次のとおりです。

    東京リースの大株主の推移
    2002年3月31日 2002年9月30日
    日本土地建物 1684万株 26.20% 日本土地建物 1684万株 26.20%
    クロノス 1214 18.90% クロノス 1206 18.70%
    日新建物 376 5.80% 日新建物 368 5.70%
    第一勧業銀行 285 4.40% みずほコーポ銀行 299 4.60%
    勧友エンタープライズ 273 4.20% 勧友エンタープライズ 273 4.20%
    オリエントコーポ 200 3.10% オリエントコーポ 200 3.10%
    日産火災海上 127 1.90% 新生信託銀行 129 1.90%
    新生銀行 112 1.70% 損保ジャパン 127 1.90%
    川崎製鉄 100 1.50% 日マスター信信託口 126 1.90%
    関東銀行 93 1.40% 川崎製鉄 100 1.50%

    赤は、株数を増やした大株主、青は株数を減らした大株主です。
    48万株も減らした大株主は存在しないことが、分かります。

    株数を減らしたのは、クロノス(第二位8万株減少)、日新建物(第三位8万株減少)の二社のみです。

    以下は、単なる想像です。

    ストップ高が続くのに困り果てた関係者は、例えばクロノスまたは日新建物から48万株を借りたのではないでしょうか。 新光証券は、これを大引間近にぶつけます。

    コバンザメが狼狽した結果、22日〜27日の間、株価は低迷します。
    貸した株は、可能な限り返すことになっていたのでしょう。

    平均コストが、784円の範囲で、32万株の買戻しに成功します。
    しかし、株価が上がり、16万株は買戻せずに残ったのでしょう。

    その後の東京リースの株価が堅調なことは、以上のストーリーで説明はつきます。

    2003年3月末までに東京リースの株価は十分に下がります。 今週発売の四季報によれば、クロノスはさらに6万株売却して1200万株に、日新建物は11万株を買い取り379万株となりました。

    ◆◆それとも別の仕組みがあったのか?◆◆
    ◆◆ 本件について、情報をお持ちの方は教えてください。◆◆

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    (2003/6/17)
    NECエレクトロニクス上場の
    最大の特徴

    セイコーエプソンの公募倍率は約10倍、24日の初値で公募価格2600円を上回ることは、確実な情勢です。

    私は、M証券で1500株BBして、200株当選しました。「1000株BBしても当選しなかった人もいるので、運がよいほうです」と言われました。

    すっかり、気をよくした私は、似た企業を分析することにしました。
    さて、7月24日には、NECエレクトロニクスが東証一部に新規上場します。(参考

    同社は、昔世界一を誇ったNEC半導体部門が独立した会社です。社員数6072人、連結売上7,251億円の巨大上場企業の誕生です。

    さて、放出株の内訳です。

    公募・・・・(国内)990万株、(海外)1360万株
    売出・・・・(引受人買取)1050万株、(オーバーアロットメント)300万株

    つまり、合計3,400〜3,700万株の放出になります。

    この公募の最大の特色は、「現行株主は、NEC一社のみ」という事実です。
    同社に関連した銀行、商社、生保、仕入れ企業などは、現在一株も手に入れていません。
    これら法人の需要は旺盛でしょう。


    公開時の発行済株数は、12,350万株で、NECの出資比率は、70.0%〜72.5%に落ちます。

    落ちたといっても、7割を超しています

    一ヵ月後のTOPIX買い(3.5%)は、432万株と推定されます。 この数字は、放出株の11.7〜12.7%を占めます。

    仮条件が決まる前に予想するのもどうか、と思いますが、価格さえ適性なら少なくともセイコーエプソン並に人気化すると私は思います。 BB期間は、7月2日〜11日、大和SMBSがいいようです。

    ◆◆思い出すのは、NTTの第一次放出・・・◆◆
    ◆◆そう言えばNTTも国が100%株主だった。◆◆

    ◆◆ 結果は、自己責任でお願いします。◆◆

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    (2003/6/9)
    セイコーエプソンの
    公募BB価格の引き上げ

    セイコーエプソンが公募を行い、6月24日、東証一部に上場します。参考1 参考2

    公募4000万株、売出627万株、OA450万株と今年最大の規模になります。 公募4000万株のうち、国内が2380万5500株、海外が1619万4500株で配分される予定です。 海外募集は日興シティとモルガンが共同で主幹事となっています。

    スケジュールは、次のとおりです。

    ブックビルディング期間・・・ 6月2日〜13 日
    公募価格決定 ・・・・・・・・・・6月16 日
    申込期間・・・・・・・ ・・・・・・・6月17日〜19 日
    東証一部上場・・・・・・・・・・6月24 日
    TOPIX買い・・・・・・・・・・・・・7月24日

    5月30日に発表された、BBの仮条件は、次のとおりでした 。

    (変更前) 2,150円〜2,450円

    ところが、本日(6月9日)、海外分も含め、需要が旺盛との理由で、なんと変更されました。

    (変更後) 2,150円〜2,600円

    BB期間に上限値が引き上げられるなんて、前代未聞です。
    「150円も儲けが減った」と怒り心頭の人も多いでしょう。

    しかし、BB価格を引き上げたのに、上場日に公募割れすることはない気がします。
    そんなことをすれば、非難が日興シティに殺到します。


    こんな読み(甘いでしょうか?)で、迷っていた私は、早速応募することにしました。 松井なんかじゃ当たりません。日興、野村がよいようです。

    ◆◆うまくいけば、1ヵ月後のTOPIX買いも楽しみです。◆◆

    ◆◆ この判断が正しいかどうか?◆◆
    ◆◆ 情報をお持ちの方は、喫茶掲示板に投稿してください。◆◆

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    (2003/6/4)
    自己株式株処分の売出
    (ガリバー)

    8月の昇格は、○○○と○○○○○○の2社とばかり思っていましたが、思わぬ伏兵の登場です。

    一昨日、ガリバーインターナショナル(7599)は、242,000株(発行済株数の2.31%)の売出を発表しました。

    この売出しは、自己株式の処分によって行われます。こうした例は珍しく、過去二件しかありません。

    スケジュールは、以下のとおりです。

    1.価格決定日・・・6月11日〜17日のいずれかの日
    2.申し込み期間・・・価格決定後の三営業日
    3.自己株式処分の目的・・・当社株式の一層の流動性の向上

    ガリバーは、2月決算の会社で、一部昇格には、株主数(基準2200人)が足りません。 この場合、決算から4ヶ月以内に売出か立会い外分売を行えばよいわけです。

    ガリバーの2002年8月末の株主数は1,205人です。
    基準を満たすためには、売出株は一人200株を割り当てれば、よいことになります。

    1205+242,000/200=2415人

    かなり余裕があり、らくにクリアできるでしょう。

    6月に昇格した昭栄(12月決算)も、50万株の金庫株の売り出しを行っています。

    発表は4月9日、受渡日は4月30日(決算後ちょうど4ヶ月の滑り込みセーフ)
    自己株式処分の目的は「当社株式の分布状況の改善と一層の流動性の向上」とあります。

    昭栄の2003年12月末の株主数は、1,572人でした。 申し込みの上限は1,000株で、上限申込者が実際に当選したのは700株でした。

    1,572+500,000/700=2,286人

    一部の人は、キャンセルから800株もらえたそうですから、かなり際どかったかもしれません。

    ◆◆逆に考えれば、この瀬戸際の計画が、昇格当確の根拠と見なせました。◆◆
    ◆◆ 9月銘柄の瀬戸際売出の発表が、7月1日〜9日にありそうですね。◆◆

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    (2003/5/20)
    6月昇格銘柄の発表

    さて、今日は6月銘柄の発表日でした。昇格が決まった6銘柄は、事前に候補に挙がったものばかりでした。 6銘柄を分析しようと思います。

    次の表は、過去一ヶ月の株価上昇率と出来高累計です。

    ニイウスの暴騰が、目立ちます。ドッドウエルが安いのは、この二日間の暴落のせいです。

    一番下の数字は、過去一ヶ月の出来高累計を発行済み株数で割り算したものです。
    先回り買いの大きさを表していると考えてよいでしょう。

    6月昇格銘柄の先回り買い
    会社名 東建コーポ
    レーション
    ニイウス 昭栄 ザ・パック オプテックス ドッドウエル 
    発行済株数@ 6,336,000株 143,130 株 14,000,000株 19,360,000株 8,500,265株 46,032,534株
    5/20終値A 2,650 254,000 1,514 1,009 2,340 545
    4/21終値B 2,050 176,000 1,500 997 2,085 680
    株価上昇率A/B-1 29.27% 44.32% 0.93% 1.20% 12.23% -19.85%
    過去1ヶ月間出来高C 274,300 39,212 819,100 294,100 755,400 7,078,400
    C/@ 4.33% 27.40% 5.85% 1.52% 8.89% 15.38%

    この数字が小さいほど良いわけです。
    ザ・パックの1.52%、東建コーポレーションの4.33%がお勧めです。

    ◆◆実は、両方とも私の主力株。◆◆
    ◆◆従って、自作自演の嵌め込みかもしれませんね〜 ◆◆

    ◆◆今日は、3時半から機嫌がいいのです。◆◆

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    (2003/5/31 )
    6月昇格銘柄の結果

    6月は、6銘柄も大量昇格しましたが、銘柄格差も大きかったようです。

    ザパック(上昇率+70.51%)は、発表前はほとんど上昇しませんでしたが、発表後の値上がり率には驚かされます。ニイウス(+48.3%)も早く買った人は、儲けた人が多いと思います。

    東建コーポ(+31.46%)やオプテック(+10.07%)は、発表前に上昇しましたが、発表後は、ほとんど儲かりませんでした。昭栄(+2%)は、大株主の売りが出た可能性があると思います。 最悪だったのは、ドッドウエル(-22.35)で、業績下方修正の影響が大きかったと思います。

    6月昇格銘柄の結果
    銘柄名 ニイウス ザ・パック 昭栄 東建コーポレーション オプテックス ドッドウエル 
    この期間の上昇率 148.30% 170.51% 102.00% 131.46% 110.07% 77.65%
    日付 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高
    2003年4月21日 176,000 815 997 17,300 1,500 29,500 2,050 17,200 2,085 51,900 680 274,600
    2003年4月22日 176,000 617 1,001 21,200 1,505 31,400 2,100 17,700 2,120 53,800 669 184,500
    2003年4月23日 182,000 1,025 1,000 7,300 1,495 12,200 2,170 8,900 2,150 41,100 655 256,900
    2003年4月24日 185,000 823 990 6,000 1,500 12,500 2,215 12,200 2,210 60,700 622 503,400
    2003年4月25日 185,000 667 985 7,600 1,498 2,600 2,150 12,100 2,230 43,400 638 138,300
    2003年4月28日 185,000 358 1,006 9,300 1,475 2,800 2,200 8,100 2,235 32,800 660 102,000
    2003年4月30日 186,000 362 1,030 9,200 1,507 228,000 2,225 8,600 2,210 24,300 660 88,000
    2003年5月1日 196,000 3,308 1,025 20,800 1,530 103,100 2,300 8,100 2,235 26,700 670 107,400
    2003年5月2日 210,000 3,487 1,025 19,200 1,580 72,300 2,345 20,600 2,200 49,000 685 251,500
    2003年5月6日 214,000 2,209 1,024 13,900 1,581 66,700 2,435 26,600 2,210 33,800 687 351,500
    2003年5月7日 224,000 2,810 1,010 19,300 1,572 34,800 2,460 15,100 2,205 24,800 685 225,600
    2003年5月8日 233,000 3,778 1,012 5,900 1,554 38,600 2,450 16,100 2,255 55,600 673 153,800
    2003年5月9日 246,000 3,653 1,034 12,900 1,540 36,900 2,425 4,800 2,335 69,300 665 233,200
    2003年5月12日 237,000 1,570 1,016 8,500 1,536 14,800 2,500 12,500 2,375 42,000 656 164,900
    2003年5月13日 229,000 1,509 1,000 16,300 1,531 26,000 2,460 17,800 2,355 20,800 664 152,000
    2003年5月14日 255,000 3,250 990 9,800 1,500 32,100 2,490 11,100 2,335 20,400 656 227,200
    2003年5月15日 254,000 2,243 990 12,400 1,500 19,500 2,485 8,500 2,290 26,700 670 270,900
    2003年5月16日 261,000 4,009 1,020 17,500 1,535 23,400 2,515 14,700 2,390 22,900 683 532,000
    2003年5月19日 252,000 1,164 1,020 25,800 1,496 17,300 2,650 15,700 2,320 26,800 583 27,200
    2003年5月20日 254,000 1,555 1,009 33,900 1,514 14,600 2,650 17,900 2,340 28,600 545 2,833,500
    2003年5月21日(発表直後) 254,000 2,739 1,209 236,400 1,550 221,700 2,750 91,300 2,355 103,500 535 1,468,400
    2003年5月22日 253,000 898 1,231 178,000 1,529 52,900 2,745 22,800 2,340 24,700 540 558,300
    2003年5月23日 249,000 727 1,240 52,000 1,521 17,000 2,650 34,400 2,345 14,800 545 401,200
    2003年5月26日 247,000 472 1,325 88,900 1,520 44,200 2,595 42,400 2,345 11,300 536 247,000
    2003年5月27日 242,000 813 1,335 66,200 1,520 50,600 2,615 21,000 2,345 24,700 512 465,500
    2003年5月28日 268,000 4,481 1,428 123,000 1,522 66,100 2,745 36,100 2,355 34,900 527 264,000
    2003年5月29日 266,000 3,481 1,520 189,000 1,519 95,400 2,695 50,800 2,350 63,000 513 538,900
    2003年5月30日(TOPIX買い) 261,000 7,526(5.26%) 1,700 747,500(3.86%) 1,530 529,300(3.78%) 2,695 200,300(3.16%) 2,295 265,100(3.12%) 528 1,950,700(4.24%)
    日付 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高 終値 出来高
    銘柄名 ニイウス ザ・パック 昭栄 東建コーポレーション オプテックス ドッドウエル 

    ◆◆5月30日の出来高にカッコ書きした数字は、TOPIX買い比率です。◆◆
    ◆◆TOPIX買いが残っている可能性が高いのは、◆◆
    ◆◆東建コーポレーションとオプテックスです。◆◆

    ◆◆さて、一日チャートです。◆◆
    ◆◆引けに近づくほど上昇する素直なチャートが多かったようです。◆◆
    ◆◆ガイドラインの影響は、どうなったのでしょうかね?◆◆

    安心型

    ザ・パック

    ニイウス

    昭栄

    ドッドウエル

    東建コーポレーション

    大引値下がり型

    オプテックス

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