■TOPIX採用時トレード12■

---目次---
  • 2月の昇格銘柄予測
  • 2月の昇格銘柄の結果
  • 徹底比較シムリーとセシール
  • シムリー寄り天事件(前編)
  • シムリー寄り天事件(後編)

  • (2003/1/19)
    2月の昇格銘柄予測

    2月の昇格銘柄候補には、先月のダイドードリンコのような頼りになる銘柄がありません。

    先行して人気を集めた富士エレクトロニクスも、少し雲行が怪しくなってきている気もします。
    しかしながら、否定する根拠もなさそうです。

    有名でない割には、昇格の可能性を秘めているのは、スリーエフ。

    来るのは、この2社のうち、0〜1社と予測します。
    しかし、自信は、まったくありません。

    lancer_cedia_wagon_evolutionさんは、Yahooの掲示板で活躍される有名なコバンザメ投資家です。
    手口情報などを掲示板に公開していただけるので、大変参考になります。

    彼はコバンザメ投資家に信頼されており、彼が掲示板に投稿する銘柄は、提灯買いが増えて株価が上がるそうです。ランサー効果というそうですが、2月銘柄は、見放されているようですね。 最近では、偽者まで登場しています。

    明日は、売るなら最後のチャンス。
    寒椿の花ビラを一枚ずつ、ちぎりながら、

    ◆◆売るべきか・・残すべきか・・・◆◆
    ◆◆ 恋する乙女のように、迷っています。◆◆

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    (2003/1/21)
    2月の昇格銘柄の結果

    旧聞で恐縮ですが、東証は20日、チヨダ <8185> 、ダイヤモンドシティ <8853> 、富士エレクトロニクス <9883> を2月3日から市場1部に指定替えすると発表しました。

    私は、前の二つは、気がつきませんでした。

    チヨダは、東証一部昇格条件は、昔から満たしていましたが、何故か東証2部に放置されていました。「今回も、どうせ昇格はないだろう」という思い込みがいけませんね。
    複数の方から、この銘柄は候補だとご指摘を受けたのに・・・

    officerさんの情報によれば、ダイヤモンドシティ2002年11月25日に東証2部に上場しました。 このときに公募 185万株 売出15万株を実施して、株主数は満たしております。

    それ以前から、大証2部に上場しています。現行の規則では、東証2部の期間が短すぎ、昇格は不可能です。

    この会社は、9月までに上場申請を出したので、経過措置で滑り込み昇格したとの噂が有力です。

    さて、迷った銘柄、富士エレクトロニクス。

    「・・・売るべきか・・・残すべき!」
    寒椿の花びら占いは、正解を選びました・・・という理由は、嘘。

    発表直前の日、同社は、748円で寄り付きます。
    この値段は、不安定です。投資家が昇格の有無に注目しています。
    落選なら600円台前半に落ちるし、昇格なら800円台を大きく超えるのは間違いなし。

    さて、どちらが真実か?

    10時少し前、情報漏れでしょうか、
    急角度で、ストップ高まで急騰します。わずかの買いですが、誰も売りません。

    ◆◆私も、このときは、昇格を確信しました。◆◆
    ◆◆ 「株価は、何でも知っている」のですね。◆◆

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    (2003/1/18)
    徹底比較シムリーとセシール

    ぼーっとしていた私はまったく気がつきませんでしたが、16日市場終了後、大証一部のシムリーが東証一部に上場しました。 昨日は、比例配分されたのは、わずか10,200株で、1,100,500株の買いを残しました。

    手に入れられた方、おめでとうございます。

    TOPIX買いの来る日は、1月23日。この日を含め、後4日間しかありません。 2001年1月30日に、大証一部から上場の際、大化けした「伝説のセシール」と比較する方も多いようです。

    発表から上場日までの日数は、まったく同じです。
    浮動株比率は、シムリー13.7%に対して、セシールは11.0%。
    あまり変わらないと思いがちです。

    ところが、大違い。

    シムリーの9〜12月の月間平均出来高は、97900株で、発行済み株数11,520,000株の0.85%に過ぎません。
    この数字自体は、かなり品薄株と判断できます。

    ところが、セシールの2001年9月〜12月の月間平均出来高は、60,200株で、発行済み出来高40,350,000株のなんと0.15%です。

    伝説銘柄セシールが横綱なら、シムリーは前頭筆頭ぐらいでしょうか。

    さて、懐かしいセシールの値動きです。
    一番左の欄は、出来高を発行済み株数で割ったものです。

    セシールの大証の値動き
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 出来高/発行済み株数@
    2002年1月15日 725 725 725 725 1,200 0.0030%
    2002年1月16日 725 730 720 720 1,700 0.0042%
    2002年1月17日 720 730 720 730 1,000 0.0025%
    2002年1月18日 750 750 721 721 1,800 0.0045%
    2002年1月21日 731 731 720 720 5,400 0.0134%
    2002年1月22日 725 748 725 744 4,900 0.0121%
    2002年1月23日 744 744 723 723 2,000 0.0050%
    2002年1月24日(発表直後) 823 823 823 823 6,700 0.0166%
    2002年1月25日 923 923 910 923 50,600 0.1254%
    2002年1月28日 1,023 1,023 1,023 1,023 22,700 0.0563%
    2002年1月29日 1,180 1,180 1,080 1,180 164,100 0.4067%
    2002年1月30日(TOPIX買い) 1,150 1,380 1,140 1,380 284,400 0.7048%
    2002年1月31日 1,400 1,580 1,400 1,501 192,900 0.4781%
    2002年2月1日 1,610 1,650 1,330 1,420 40,400 0.1001%
    2002年2月4日 1,301 1,303 1,280 1,296 39,500 0.0979%
    2002年2月5日 1,276 1,350 1,276 1,325 12,800 0.0317%

    さて、1月30日以降は、東証に上場されたわけですから、東証の出来高も載せておきましょう。

    セシールの東証の値動き
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 出来高/発行済み株数@
    2002年1月30日(TOPIX買いの日) 1,160 1,380 1,131 1,380 115,900 0.2872%
    2002年1月31日 1,400 1,580 1,400 1,580 201,600 0.4996%
    2002年2月1日 1,570 1,670 1,321 1,383 194,400 0.4818%
    2002年2月4日 1,363 1,370 1,276 1,293 64,300 0.1594%
    2002年2月5日 1,273 1,379 1,273 1,328 61,000 0.1512%

    さて、次にシムリーの昨日までの値動きです。 同じように出来高を発行済み株数で割りAを計算しました。そしてA/@を計算すると両社が比較できます。

    例えば、昨日のストップ高は同じように見えても、出来高を比較すると5.33倍も違います。

    シムリーの大証の値動き
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 出来高/発行済株数A A/@
    2003年1月7日 600 600 595 595 800 0.00694% 2.34
    2003年1月8日 600 610 600 609 4,700 0.04080% 9.68
    2003年1月9日 609 610 609 610 4,400 0.03819% 15.41
    2003年1月10日 615 625 610 625 5,200 0.04514% 10.12
    2003年1月14日 620 670 620 670 9,600 0.08333% 6.23
    2003年1月15日 679 745 679 739 20,600 0.17882% 14.73
    2003年1月16日 690 700 660 699 14,000 0.12153% 24.52
    2003年1月17日(発表直後) 799 799 799 799 10,200 0.08854% 5.33
    2003年1月20日
    2003年1月21日
    2003年1月22日
    2003年1月23日(TOPIX買い)

    シムリーは、明日もストップ高だと思いますが、どこかで横綱と前頭筆頭の違いが出てくるでしょうね。

    ◆◆違いは、いつ出てくるか?◆◆
    ◆◆ 新しいドラマの始まりです。◆◆

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    (2003/1/20)
    シムリー寄り天事件(前編)

    さて、今日のシムリーは、ストップ高899円の特別買い気配で始まります。

    50万株以上の買い注文を集めていました。

    これに対して、売りは、確か3万株ぐらいだったと思います。

    私も、成り行き買い注文を出していました。
    比例配分も捨てがたい。
    しかし、かなり危険も感じていました。

    前場終了後、チェックすると18万株も売りが出ています。

    デイトレーダーでないので、分かりませんが、急に15万株増加したのだと思います。(御存知の方は、教えてください。)

    さあ、大変。

    私は、直ちに注文を取り消し、株式レースのオープン掲示板に注文取り消しを勧めました。
    シムリーは、私の今週のレース銘柄だったのです。

    12時55分、大事件発生。

    30万株の特別買い気配が突然消えます。
    出来高約50万株!

    「午後2時48分!東京リースの大事件」 を経験された方は、お分かりでしょうが、後は下降トレンドです。一日の出来高、726,300株、終値は850円でした。

    四季報によれば、シムリーの主証券は、大和S、副証券は、新光、野村、みずほI、日興C、三菱、UFJつばさです。

    さて、手口は、次のとおりです。

    2003年1月20日シムリーの手口
    売り(万株) 買い(万株)
    新光証券 30 日興C 27
    大和S 15 ET 7
    松井 6 DLJ 6
    野村 5 大和S 5

    前場終了間際、15万株の売りを出したのは、主証券の大和S。
    そして、12時55分、30万株の売りをぶつけたコバンザメの宿敵は、またしても新光証券!

    新光は、東京リースの大事件を引き起こした犯人なのです。

    ところで、買い方にも日興C(27万株)、大和S(5万株)がいますね。

    個人投資家の売りは、松井(6万株)。
    個人投資家の買いは、ET(7万株)、DLJ(6万株)。

    さて、Clerksさんが14時までの手口を投稿されました。
    私のデータから、引き算すると2時〜3時10分の時間帯の手口がわかります。

    安値で売ったのは野村(5万株)松井(2万株)。
    安値を拾ったのは、日興C(4万株)、ET(2万株)、DLJ(1万株)。

    コバンザメが、ストップ高で、買わされた量(ET+DLJ=10万株)は、意外と少ない可能性があります。

    新光証券+大和Sの45万株は、何処から出てきたのでしょう?
    大株主が、45万株も売ったのでしょうかね??

    ちなみに、東京リースの大株主は、3月と9月を比べても、あまり変化がありません。

    一方、日興C+大和Sが買った32万株は、何に使うのでしょう?

    以下は、空想です。

    もしかして、回っている?・・・独り言。
    仮に私が高値づかみしたら、23日になるまでは、絶対に売りませんね。

    コバンザメが狼狽して、明日下がれば、私は買おうと思います。
    私の予測は、よく間違うとつけ加えましょう。自己責任です。

    ◆◆2月昇格の3銘柄は、明日にします。◆◆
    ◆◆ この事件について、情報をお持ちの方は、掲示板で教えてください。◆◆

    (参考)日曜日発行した株式レースの私のメールです。

    J_Coffeeです。
    シムリーを買いたいと思います。
    レースでは、寄り付き買いですが。

    失敗しない戦略は・・・
    日曜日のうちに成り行き買い注文を出しておきます。
    20日の朝(9時少し前)、売りが圧倒的に少ないようなら比例配分狙いで続行します。
    前日出した注文は、優先されるので、最後には比例配分されます。
    売りが多く、寄り付きそうなら、注文を取り消しです。
    板を頻繁に見られない人は、取り消しが無難です。

    大量出来高で寄り付けば、寄り付き天井の気がします。
    その場合は充分下がったところ(20日とは限らない)を買えばいいと思います。
    寄り付きの株価近くには、23日には、必ず戻るはずです。

    売りは急に増加しますから、注意してください。
    TOPIX買いは1152万株×2.6%=約30万株
    しかないことを考えると分かりやすいと思います。
    デイトレーダー向きですね。

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    (2003/1/23改正1/25)
    シムリー寄り天事件(後編)

    さて、yahoo掲示板からの情報によれば、次のような大株主の移動が、寄り天事件の日にありました。

    ◇5%ルール報告・シムリー(9947)――処分
    関東財務局21日受付(提供者、保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合、備考)
    (注)「保有株券等の数」:千株=単位未満切り捨て

    ★発行会社:シムリー
    ◇南保正義  
    1958640株 17.00%(18.30%)株券の処分
    ◇なんぽ  
    2882720株 25.02%(25.02%)
    ◇南保幸子  
    663840株 5.76%( 5.76%)
    ◇共同保有者分合計  
    5505200株 47.79%(49.09%)

    売却された株式は、約15万株で、前場の終わりに、大和証券が出した分と一致します。新光証券分30万株は、後で買戻されたのだと思います。

    新光は、誰かから本当に借りたのですかね?

    シムリーの値動きは次のとおりです。

    大阪市場シムリーの株価の推移
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2003年1月16日 690 700 660 699 14,000
    2003年1月17日 発表直後 799 799 799 799 10,200
    2003年1月20日 寄り天事件 899 899 849 850 726,300
    2003年1月21日 830 845 799 820 260,900
    2003年1月22日 815 870 804 855 218,800
    2003年1月23日 TOPIX買い 859 859 806 806 119,600

    東京市場シムリーの上場日の株価
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2003年1月23日 TOPIX買い 864 864 827 830 248,800

    さて、あまり思い出したくない、今日の株価(大証1部)です。

    今日の出来高は、東京、大阪を合計して、368,400株でした。 ジンベイザメも、240〜250円の価格帯を上手に買っていたようですが、供給過剰には、勝てませんでした。

    2時30分過ぎ、最後の力を振り絞り、858円まで買いあがります。

    午後2時56分頃、840円特別売り気配2万株
    東証の場合、次の価格830円になるのは、周知期間が経過後です。
    その時間は5分後・・・つまり大引です。

    矢折れ力尽き、特別売り気配を解消して、買い上がる余裕はありません。

    引け値は、二つに絞られます。
    840円を選ぶか、それとも830円か?

    10円の利益を取るか、過剰買いを防ぐか?

    特別売り気配(840円)は、6万株に達します。

    ジンベイザメは、結論を出します。

    終値830円、この取り引きの出来高は、58,100株。
    ジンベイザメが躊躇した831〜840円の売り残は、17,500株に過ぎませんでした。

    VWAPは、842.2592円。引け値保証だと1.46%の赤字です。

    ◆◆大証の会社が、発表後5日目に東証に上場というのは、無理がありすぎます◆◆
    ◆◆ 今回の場合、周知期間を長くするか売出しが必要だった、と私は思います。◆◆

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