■株価理論のデータ検証(1)■
はらみ線は、有効か? (前編) |
一目で分かりやすいローソク足は、日本が世界に誇れるチャートだと思います。
2〜3本のローソク足の組み合わせに名前を付けて、相場の変化を予測できる、と紹介した本が多く見受けられます。
昔、私は、本で丸暗記しました。酒田五法を体得したつもりで、張り切って株を売買したことがあります。
結果は、惨敗。こんなもの知ってもほとんど役に立たない、と思ったことがあります。
使い方も、悪かったのかもしれませんが・・・
ところが、そうした中で、「はらみ線」はよく当たる、という噂を最近よく聞きます。
はらみ線というのは、下の図のような2本のローソク足の組み合わせで、AとBの2種類があります。
左の長いローソク足は、妊娠中のお母さん。 右の短いローソク足は、お母さんのお腹の中の赤ちゃんです。 |
お腹の赤ちゃんは、お母さんの頭と足のつま先(初値と終値)の中間に、
すっぽりとおさまっていますね。
下降トレンドでAのはらみ線が現われるとします。はらみ線は、トレンドの変化の前兆です。
その翌日は、相場が転換して株価が上がる、といわれています。
逆に上昇トレンドで、Bのはらみ線が現われます。
次の日の株価は、大きく値下がりする確率が高いそうです。
◆◆「これは、使えそうだ」と私は、興奮しました。◆◆
◆◆
彼を疑うわけではありませんが、◆◆
◆◆明日(または、明後日)これを日経平均225の過去のデータで◆◆
◆◆検証したいと思います。◆◆
はらみ線は、有効か? (後編) |
さて、今日は、お待ちかね、はらみ線の検証です。
日経平均225のデータを2000年4月25日から2001年4月27日まで250個取りExcelにとります。 Aに日付、Bに始め値、Cに高値、Dに安値、Eには終値が入りました。2〜251列にデータが入ります。
さて、F2に次の式を入れます。
=IF(AND(MAX(B2,E2)<MAX(B3,E3),MIN(B2,E2)>MIN(B3,E3)),"はらみ線")
J2には、値上がり幅(または、値下がり)を計算させるために次の式を入れます。
=E2-E3
そして、下までオートフィルします。すると、はらみ線の日にはF欄に表示が33箇所、出てきます。
次にトレンドの判定法です。5日間のRSIを計算します。RSI<0.4の時下降トレンド、RSI>0.6の時上昇トレンドとします。 下降トレンドの時、Aタイプのはらみ線は、10例ありました。上昇トレンドの時の、Bタイプのはらみ線は、4例ありました。
14例を表にまとめました。よ〜く、ご覧下さい。
日付 | 終値 | 名前 | 母足の値下(上)がり | 子足の値上(下)がり | 翌日の値上(下)がり | RSI(6日) | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2001年3月27日 | 13,638.33 | はらみ線 | 647.77 | -223.98 | 127.18 | 0.80213004 | 外れB |
2001年3月22日 | 12,853.97 | はらみ線 | 912.97 | -249.97 | 360.57 | 0.816864659 | 外れB |
2001年3月14日 | 11,843.59 | はらみ線 | -351.67 | 23.89 | 309.24 | 0.025741315 | 当たりA |
2001年3月5日 | 12,322.16 | はらみ線 | -419.86 | 60.36 | 365.58 | 0.060378113 | 当たりA |
2001年1月12日 | 13,347.74 | はらみ線 | -231.58 | 146.67 | 158.49 | 0.326271315 | 当たりA |
2001年1月5日 | 13,867.61 | はらみ線 | -94.20 | 176.12 | -257.10 | 0.357618583 | 外れA |
2000年12月22日 | 13,427.08 | はらみ線 | -491.22 | 3.87 | 504.53 | 0.003415861 | 当たりA |
2000年10月31日 | 14,539.60 | はらみ線 | -117.64 | 75.04 | 332.79 | 0.117041493 | 当たりA |
2000年10月16日 | 15,512.32 | はらみ線 | -220.33 | 182.01 | -172.10 | 0.23810973 | 外れA |
2000年8月29日 | 17,141.75 | はらみ線 | 269.79 | -39.37 | -240.08 | 0.928347861 | 当たりB |
2000年7月14日 | 17,142.90 | はらみ線 | -305.23 | 106.00 | 143.93 | 0.343583838 | 当たりA |
2000年6月12日 | 16,980.61 | はらみ線 | -142.43 | 118.70 | -65.66 | 0.258842514 | 外れA |
2000年6月6日 | 17,170.08 | はらみ線 | 401.73 | -31.71 | -25.12 | 0.968435198 | 当たりB |
2000年5月12日 | 17,357.86 | はらみ線 | -819.01 | 475.40 | -44.17 | 0.233922157 | 外れA |
成功8例、失敗6例で勝率57.1%です。
成功例の翌日の値幅の合計は、2079.76円、失敗例の合計は1026.75円です。
実質的なリターンは、(2079.76-1026.75)÷14=75円
「な〜んだ、たいしたことない」と思うのは、まだ、早いですよ。
さらに、子足の値上(下)がりが100円以下の6例に限定して下さい。 驚くなかれ!!全勝なのです。 |
◆◆少し、例が少ないですが、OP好きの方、お役に立ちますかな。◆◆
◆◆信じて、損しても知りませんよ。◆◆
◆◆今日は、大作すぎました。くたびれたので、明日は休みます。◆◆
変化日とは、何か? |
テクニカルチャートの中でも、一目均衡表は人気が高いようです。一目均衡表の特徴は、26日先(今日から数える)まで確定してしまう雲にあります。
雲とは、先行スパン1と先行スパン2の隙間のことで、支持線や抵抗線になるのです。
最近、変化日という言葉をよく聞きます。
変化日とは、先行スパン1と先行スパン2とが交わる日(雲の幅がゼロにになる日)で、26日前から予測できます。 |
実は、私は、これをあまり信じていませんでした。
この事件が起こるまでは・・・・・
2001年5月9日は、日経平均225の変化日でした。日経平均は、3月13日以降上昇トレンドに入り、連休明けの5月7日に14529.41円の高値をつけました。 ところが、5月8日に240.36円安、5月9日に204.2円安をつけ、トレンドが転換した可能性があります。
実は、5月8日も雲の幅が0.12円となる准変化日です。
変化日は、そう頻繁に出現するものでは、ありません。
それにもかかわらず、予言は、ピタリ的中したのです。
この結果に、私は、すっかり動揺しました。
いろいろ調べましたが、頭の悪い私には、変化日の根拠が分かりません。
「たまたま、当たっただけじゃないの?」
疑り深い私に、そんな考えが浮かびました。
「しかし、深い意味があるような気もする」
半信半疑の状況です。
本を読むと変化日には次のことが起こる、と書いてあります。
|
しかし、この3つを合計すると、ほとんどすべての場合があてはまります。
そこで、予測する価値のない3番目は、無視することに決めました。
1と2が変化日に起こっているかどうか、日経平均のデータで徹底的に検証することを決心しました。
◆◆結果は、明日発表します。◆◆
◆◆
変化日について、情報お持ちの方、掲示板かメールでお知らせください。◆◆
変化日を検証する |
日経平均の約2年分、500個のデータから変化日を拾い出しました。
その結果、10日分の変化日が発見されました。
変化日当日は、それほど大きな値動きはありません。 むしろ、その前後の17日間でトレンドの変化が起きているのに、驚かされます。 |
変化が起こる前のトレンドは、変化日前日の9日間RCIを計算して判定しました。(以下「前RCI」という。)
変化が起きた後のトレンドは、変化日から7日後の9日間RCIで判定しました。(以下「後RCI」という。)
条件 | 予測 | |
---|---|---|
T | 前RCI>0の時(上昇トレンド) | 下降トレンドに転換する |
U | -70%<前RCI<=0% (弱い下降トレンド) | 上昇トレンドに転換、又は下降トレンドが加速する。 |
V | 前RCI<=-70% (強い下降トレンド) | 上昇トレンドに転換する |
変化日 | 変化日前日の 株価@ | 変化日の 株価A | 変化日から 7日後の株価B | 前RCI(9日) | 後RCI(9日) | B-@ | 予測 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2000年10月18日 | 15,340.22 | 14,872.48 | 14,582.20 | -93.3% | -56.7% | -758.02 | 転換 | 外れ |
2000年10月11日 | 15,827.72 | 15,513.57 | 15,198.73 | 66.7% | -88.3% | -628.99 | 転換 | 当たり |
2000年9月1日 | 16,861.26 | 16,739.78 | 16,040.23 | 70.0% | -90.0% | -821.03 | 転換 | 当たり |
2000年8月24日 | 16,436.65 | 16,670.82 | 16,688.21 | 50.0% | 11.7% | 251.56 | 転換 | 外れ |
2000年5月25日 | 16044.44 | 16247.82 | 17201.79 | -86.7% | 85.0% | 1157.35 | 転換 | 当たり |
1999年12月8日 | 18,593.96 | 18,401.20 | 18,095.12 | -61.7% | -98.3% | -498.84 | 転換、加速 | 当たり(加速) |
1999年12月1日 | 18,558.23 | 18,495.95 | 18,271.85 | 53.3% | -60.0% | -286.38 | 転換 | 当たり |
1999年11月17日 | 18,155.14 | 18,274.82 | 18,850.27 | -65.0% | 88.3% | 695.13 | 転換、加速 | 当たり(転換) |
1999年10月7日 | 17,896.42 | 18,136.55 | 17,254.17 | 96.7% | -86.7% | -642.25 | 転換、 | 当たり |
1999年10月1日 | 17,605.46 | 17,712.56 | 17,754.49 | -30.0% | 60.0% | 149.03 | 転換、加速 | 当たり(転換) |
予測が当たった確率は、なんと80%!外れたのはわずか2例です。
難点としては、Uの条件では、転換と加速で株価が正反対に動きます。
プットとコールの両建てですか?
しかし、一般的には、取り扱いが難しいと思います。
そこで、Uを除くと、成績は5勝2敗(勝率71%)に落ちます。
変化日前日の終値で売って(買って)、変化日の7日後に買い戻す(売り戻す)とします。
得られる利益(損失)は、B-@欄から計算できます。
一回勝負で得られる、期待値は360.92円になります。
◆◆さすが、一目均衡表の変化日、◆◆
◆◆多くの人が注目する理由が理解できました。◆◆
◆◆
しかし、何故、変化するのでしょう?◆◆
◆◆
ご存知の方、教えてください。◆◆
総選挙と株価の動き(前編) |
今年は、大統領選挙のある年だから、アメリカの景気がよくなる。株も高い。 衆参同日選挙があるので、選挙資金稼ぎの政治銘柄が上がる。 総選挙が近いので不況対策が発表され、株価は回復するだろう。 |
これらは、ちょっとしたコラムや経済評論家が、よく書いている内容です。
私も初めてみた時は、「ウーンなるほど!」と思いました。
何度も読むと食傷気味。
「またか、うんざり。本当に上がるの?」と疑ってしまいます。
そこで、例によってデータを大調査して、この主張の真偽に迫りたいと思います。
総選挙と日経平均は、どう関連するか?
総選挙は42回、行われています。このうち戦後行われたのは、1946年4月10日の総選挙が最初で、20回を数えます。
しかし、残念ながらYahooの株価検索は、1991年1月1日からしか出来ません。もっと昔のが、知りたいですね。
しかし、私は不精者です。結局、次の3回分しか、わかりませんでした。
このときの次の期間の日経平均の値動きを調査しました。
- 選挙前3ヶ月間
- 選挙直前5日間
- 選挙結果の出る休み明けの日
- 選挙後1ヶ月間
◆◆さて、結果は、明日発表です。◆◆
◆◆
夏の参議院選挙の際、◆◆
◆◆ヒントになるかもしれません。◆◆
◆◆小泉政権誕生により、衆参同日選挙になる可能性もあるそうです。◆◆
総選挙と株価の動き(後編)(改訂版) |
(後編は、2003年11月8日の総選挙を掲載するため書き換えました)
さて、四回の選挙を振返ってみましょう。
- 1993年7月18日の総選挙
- 1996年10月20日の総選挙
- 2000年6月25日の総選挙
- 2003年11月8日の総選挙
6月18日、自民党小沢、羽田グループは内閣不信任案に賛成票を投じたことから、1ヵ月後の総選挙が決まります。(この日の株価は121円安)
6月21日、武村グループが新党さきがけを結成します。(6月21日は、592円安)
どうも、新党ができると政局不安を嫌うのか、株は値下がりするようです。
総選挙で、単独政権・自民党は過半数割れ。
8党連立の細川内閣が誕生します。8党とは、社会、新生、さきがけ、公明、民社、日本新、社民連、民改連です
この選挙は、私にとって、一番印象に残る選挙でした。
与党は、自民、社会、さきがけでした。
9月18日、菅、鳩山のグループ(57人)が民主党を設立します。(この日の株価は154円安)
この総選挙は、小選挙比例代表制で行われました。
結果は、社会、さきがけの惨敗、自民党は復調して、過半数を維持します。第二次橋本内閣が誕生します。この年の12月新進党から、羽田グループ(太陽党)が離脱します。
与党は、自民、公明、保守
与党側は、議席を減らしますが、三党の連合は、圧倒的な安定過半数。政権は揺らぎませんでした。 民主党は127議席を取り躍進します。最初から結果が見えていたシラケタ選挙。
与党三党(自民、公明、保守)に対して、野党・民主党(菅党首)は、自由党(小沢党首)を合併し、マニフェストや閣僚名簿を発表して、政権交代を訴えました。
民主党は、177(+40)議席と大躍進しますが、社民6(-12)、共産9(-11)は凋落します。 自民は、237(-10)と議席を減らしますが、公明34(+3)、保守新4(-5)を合計すると275となり、安定過半数(269)を超えました。 少選挙区制により、二大政党に当選者が集中する流れが顕著です。4回の総選挙と日経平均の値動きを示したのが、次表です。
1993年総選挙 | 1996年総選挙 | 2000年総選挙 | 2003年総選挙 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日時 | 日経平均 | 変動幅 | 日経平均 | 変動幅 | 日経平均 | 変動幅 | 日経平均 | 変動幅 | |
3ヶ月前 | 19,828.43 | 21,476.29 | 19958.08 | 9,327.53 | |||||
2ヶ月前 | 20,330.39 | 501.96 | 21,127.01 | -349.28 | 18272.33 | -1685.75 | 10,683.76 | 1,356.23 | |
1ヶ月前 | 19,804.54 | -525.85 | 21,112.24 | -14.77 | 16247.82 | -2024.51 | 10,542.20 | -141.56 | |
選挙の週 | 月曜日 | 19,980.00 | 102.61 | 21,029.25 | 61.09 | 16591.35 | 273.04 | 休日 | |
火曜日 | 20,180.42 | 200.42 | 21,429.93 | 400.68 | 16907.55 | 316.2 | 10,847.97 | 288.38 | |
水曜日 | 20,139.11 | -41.31 | 21,397.19 | -32.74 | 17210.08 | 302.53 | 10,837.54 | -10.43 | |
木曜日 | 20,158.02 | 18.91 | 21,423.74 | 26.55 | 17106.01 | -104.07 | 10,552.30 | -285.24 | |
金曜日 | 20,331.53 | 173.51 | 21,612.30 | 188.56 | 16963.21 | -142.8 | 10,628.98 | 76.68 | |
選挙直後(月曜) | 20,150.92 | -180.61 | 21,302.95 | -309.35 | 16925.4 | -37.81 | 10,504.54 | -124.44 | |
1ヶ月後 | 20,773.18 | 622.26 | 21,189.96 | -112.99 | 16573.59 | -351.81 |
さて、結果を以下にまとめます。
- 選挙が近づくと、株が上がると言うのは、間違いです。4例全てが1ヶ月前の株価を比べるとむしろ下がっています。
- そして、今回最も驚いたのは、選挙の週の株価の動きです。
- 一ヶ月後の株価は、細川政権が誕生した1993年のみが、値上がりしています。
月曜日、火曜日は例外なく、値上がりしています。
「総選挙が終わるまで、政府は、株価が下がるようなことを発表しない」という理由でしょうか?
水〜金曜日は、選挙のかなり正確な予測も出てきます。結果を気にして値動きは、マチマチといったところです。
そして、最も、興味深いのは、選挙結果が出た月曜日の株価の動きです。
選挙後の週明けは、必ず株安となります。与党が勝とうが、負けようが、結果は同じです。
これは、偶然でしょうか?
1993年、1996年の選挙は、白熱した選挙で、株価の動きもよく似ています。2000年は、与党の圧勝が決まっていたシラケタ選挙です。
◆◆今後も、総選挙のたびに、このページは更新したいと思います。◆◆
曜日と株価(前編) |
株価変動の周期には、いろいろな波長のものがあるようです。
学校や職場そして証券取引所も、土日は休みです。
人間は、一週間のリズムで生活しています。 株価もこの影響を受けて、一週間周期のものがあるに違いない、と私は思います。 |
金曜日は、特別な日です。土日の間、どんな変化が起きても株を売れない。多少安くても現金化したい人もいるかもしれません。毎月第二金曜日は、オプション取引の精算日です。この影響があるかもしれません。
また、月曜日は、休み中に発表された多くのニュースを受けて、初めて取引が行われる日です。その間に勉強して、株を買うと決めた人も多いかもしれません。
まぁ、理屈はどうでもよいと思います。
何曜日が高くて、何曜日が安いのか?
具体的に、調べてみましょう。
例によって、Yahooの時系列データ(2000年4月1日〜2001年5月22日)から、日経平均225の日付と四本値をExcelにコピーします。A欄に日付、E欄に終値が2〜281行目に入りました。
F2に、値上(下)がり幅を計算するために=E2-E3をいれます。そして、G2に=WEEKDAY(A2)を入れます。WEEKDAY関数は、日付を入れれば、自動的に曜日を教えてくれます。
なお、この関数は、1が日曜、2が月曜、3が火曜、4が水曜、5が木曜、6が金曜を示しています。 F2とG2を選択して、280行目までオートフィルします。
月曜日の日数を数えるのにCOUNTIF文を、月曜日の値動きの集計にSUMIF文を使います。
そして、他の曜日も集計します。
「そんなことは、どうでもよい。結果を教えろ」といわれそうですね。
◆◆私は、この一年では、自信がなかったので、◆◆
◆◆とうとう5年分調べてしまいました。◆◆
◆◆
「何曜日に買って、何曜日に売るべきか?」◆◆
◆◆明日の発表をお楽しみに。◆◆
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