■日経225入れ替え銘柄投資の研究6■

---目次---
  • 2005年3月日経平均入れ替え(結果)
  • カネボウの代わりの採用銘柄は?
  • 2004年日経平均入れ替え(結果)
  • 9月30日、日経平均は引けに値下がりする?
  • 2004年入れ替え銘柄発表
  • 消費セクターは、採用候補
  • イオンの公募・分割
  • イオンの分割権利付最終日と権利入札

  • (2005/3/26)
    2005年3月日経平均入れ替え(結果)

    さて、25日は日経平均の入れ替え日前日でした。

    除外銘柄、藤沢製薬と東急百貨店が除外されるのは、次の理由です。

    (1)山之内薬品工業(存続会社、予想期末配当16円)と藤沢製薬(除外銘柄、予想期末配当11円)が1対0.71の比率で4月1日に合併し、アステラス製薬が誕生する。

    (2)4月1日に東急電鉄(予想期末配当2.5円)が、東急百貨店(除外銘柄、予想期末配当0円)を完全子会社化し、同百貨店1株に同電鉄0.32株が割り当てられる。

    25日は、除外2銘柄の取引最終日でした。
    また、新規に採用されたのは、ヤフーと中外製薬です。

    ヤフーは、2倍分割が決まっており、25日は権利付き最終日でした。
    つまり、25日にジンベイザメが必要量を買うと、半分を5月20日(効力発生日)まで売買できなくなるわけです。

    この場合、ジンベイザメは、どのような対応をするか?

    今回の注目点の一つでした。
    25日の6銘柄のデータです。

    入れ替え関連6銘柄の3月25日のデータ(入れ替え日前日)
    始値 高値 安値 終値 前日比 出来高 換算出来高
    除外銘柄 藤沢薬品工業@ 2,595 2,605 2,500 2,510 -3.09% 7,294,400 7,294,400+6,581,100÷0.71=16,563,555
    @÷0.71 3,655 3,669 3,521 3,535
    山之内製薬 3,680 3,680 3,540 3,600 -2.17% 6,581,100
    除外銘柄 東急百貨店A 187 188 179 181 -2.61% 6,649,000 6,649,000+6,879,000÷0.32=28,145,875
    A÷0.32 584 588 559 566
    東急電鉄 592 593 569 570 -3.39% 6,879,000
    採用銘柄 中外製薬 1,640 1,657 1,625 1,657 1.91% 19,686,000
    採用銘柄 ヤフー 522,000 527,000 518,000 525,000 2.14% 41,686 41,686×2= 83,372

    除外銘柄の出来高が少ないのは、合併の相手側も売られるからです。両社の株価は合併比率で連動しますが、大引けの一瞬は乖離する可能性があります。

    藤沢の出来高と山之内の換算出来高を足すと16,563,555株となります。
    東急電鉄の出来高と東急百貨店の換算出来高を足すと28,145,875となります。

    この種の除外銘柄は、インパクトが乏しいと思っていましたが、意外と値下がりしました。
    狙っていたコバンザメも少なかったのも一因でしょう。

    2倍分割したヤフーの換算出来高を計算するには、2倍します。
    ヤフーのみなし額面は5万円なので、83,372株は、83,372,000株に相当します。

    ジンベイザメは、権利落ち前に、かなり部分を購入した可能性が高いと思います。
    以下は、6社の一日チャートです。

    入れ替え前日のチャート
    藤沢薬品工業
    (除外銘柄)

    山之内製薬
    (藤沢と合併)

    東急百貨店
    (除外銘柄)

    東急電鉄
    (同百貨店を完全子会社に)

    中外製薬
    (採用銘柄)

    ヤフー
    (採用銘柄)

    ◆◆私は、中外製薬のラスト15分に古きよき時代の値動きを感じました。◆◆

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    (2004/10/31)(改正11/7)
    カネボウの代わりの
    採用銘柄は?

    先週末、粉飾決算で監理ポスト入りしたカネボウが、売られストップ安比例配分でした。

    同社は、日経平均採用銘柄です。日経新聞サイドでは「目先は225種からの除外はない」としていますが、市場では「上場廃止は考えにくいが、監理ポストの225種銘柄は例がなく、いずれ除外される」との見方が多いようです。

    カネボウは、残念ながら売り禁です。

    そこで、カネボウの代わりに採用されそうな銘柄を考えてみました。

    envy99さんのリストから調査しました。ただし、ヤフー(東証1部上場後期間がたっていない)と任天堂(超値嵩株)は除きました。

    カネボウの代わりに採用されそうな銘柄
    コード 銘柄 セクター 業種 株価 月間平均売買高(5年平均)
    6113 アマダ 資本財その他セクター 機械 564 15,176,215,050
    6460 セガサミー 資本財その他セクター 機械 4,920 86,407,695,000 2004年10月のみ
    6981 村田 技術セクター 電気 5,040 7,704,225,892 (東証1部の出来高)
    8236 丸善 消費セクター 小売 250 13,098,913,604 2000年4月に除外された
    8585 オリコ 金融セクター その他金融 264 11,167,861,279
    8815 東急不動産 資本財その他セクター 不動産 318 12,722,378,825
    9602 東宝 消費セクター サービス 1,527 6,150,697,597
    9983 ファーストリテ 消費セクター 小売 6,740 54,287,237,138

    セクターバランスから考えると、カネボウが属している素材セクター(繊維)と常に不足ぎみの消費セクターは、有利です。

    月間平均売買高(5年分)は、簡易的に調べました。 月間四本値の平均値に月間出来高をかけて得た60ヶ月分を平均して算出しました。

    市場流動性が高いのは、セガサミーとファーストリテです。

    しかし、どちらも値嵩株です。日経平均採用銘柄としては、値嵩株は不利になります。
    株価2000円以下で、市場流動性が最も高いのは、アマダです。

    丸善は、消費セクターで市場流動性は高いですが、魔界倶楽部さんのご指摘によると、2000年4月に除外された過去があります。

    以上総合して、アマダ、セガサミーを候補としてあげておきます。

    ◆◆なお、私は、日経平均採用銘柄を当てるのは苦手で、自信はありません。◆◆
    ◆◆ 建設的なご批判やご意見を喫茶掲示板に頂きたいと思います。◆◆

    (追記)株式新聞によれば、素材セクターで流動性が一番多いのは、三井化学だそうです。確かに、カネボウのままというのも、ありそう・・・

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    (2004/10/3)
    2004年日経平均入れ替え
    (結果)

    マンネリ化していますが、採用3銘柄と除外3銘柄の結果をまとめまます。採用は日本ハム、除外はメルシャンが有望と予想していました。 採用銘柄の購入は、日本ハムを含めて、発表直後の日は、はずした方がよかったようです。

    一方、除外銘柄のほうは、発表直後に空売りして、採用日前日に買い戻せば、かなり儲かりました。 採用銘柄より、除外銘柄の方が、効率よく儲けられる気がしてなりません。

    日本ハムの株価推移(採用)
    日本ハム
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2004年9月7日 1,315 1,317 1,302 1,310 481,000
    2004年9月8日(発表直後) 1,399 1,420 1,375 1,378 4,605,000
    2004年9月9日 1,374 1,384 1,369 1,371 1,323,000
    2004年9月10日 1,368 1,375 1,362 1,371 1,308,000
    2004年9月13日 1,387 1,407 1,383 1,406 1,175,000
    2004年9月14日 1,405 1,417 1,395 1,410 1,159,000
    2004年9月15日 1,395 1,404 1,377 1,379 1,583,000
    2004年9月16日 1,372 1,392 1,372 1,375 800,000
    2004年9月17日 1,380 1,397 1,375 1,394 763,000
    2004年9月21日 1,409 1,424 1,406 1,407 1,599,000
    2004年9月22日 1,404 1,406 1,392 1,405 1,021,000
    2004年9月24日 1,393 1,399 1,382 1,397 1,410,000
    2004年9月27日 1,399 1,445 1,397 1,444 3,157,000
    2004年9月28日 1,436 1,456 1,425 1,454 2,947,000
    2004年9月29日 1,455 1,456 1,436 1,448 3,999,000
    2004年9月30日(採用日前日) 1,456 1,480 1,448 1,474 19,607,000
    2004年10月1日 1,434 1,435 1,398 1,403 7,419,000

    電通の株価推移(採用)
    電通
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2004年9月7日 278,000 278,000 274,000 276,000 5,430
    2004年9月8日(発表直後) 290,000 298,000 289,000 289,000 43,661
    2004年9月9日 287,000 289,000 280,000 283,000 16,872
    2004年9月10日 280,000 287,000 280,000 284,000 18,782
    2004年9月13日 285,000 291,000 283,000 285,000 23,618
    2004年9月14日 283,000 284,000 275,000 277,000 20,608
    2004年9月15日 275,000 278,000 273,000 274,000 12,708
    2004年9月16日 273,000 277,000 272,000 274,000 7,871
    2004年9月17日 275,000 281,000 273,000 279,000 12,764
    2004年9月21日 282,000 282,000 275,000 277,000 10,780
    2004年9月22日 275,000 280,000 275,000 279,000 16,145
    2004年9月24日 275,000 276,000 269,000 271,000 21,826
    2004年9月27日 273,000 285,000 273,000 284,000 27,455
    2004年9月28日 281,000 284,000 278,000 280,000 37,920
    2004年9月29日 280,000 284,000 272,000 284,000 60,425
    2004年9月30日(採用日前日) 284,000 296,000 284,000 295,000 174,100
    2004年10月1日 289,000 291,000 286,000 291,000 41,014

    ソフトバンクの株価推移(採用)
    ソフトバンク
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2004年9月7日 4,960 4,970 4,860 4,920 11,362,900
    2004年9月8日(発表直後) 5,080 5,090 4,920 4,940 19,391,200
    2004年9月9日 4,890 4,960 4,830 4,850 10,572,200
    2004年9月10日 4,780 4,830 4,710 4,800 11,293,200
    2004年9月13日 4,840 4,910 4,820 4,850 9,086,700
    2004年9月14日 4,850 4,880 4,750 4,770 5,173,900
    2004年9月15日 4,720 4,740 4,650 4,660 7,495,600
    2004年9月16日 4,610 4,720 4,570 4,670 12,529,000
    2004年9月17日 4,660 4,740 4,640 4,740 8,272,700
    2004年9月21日 4,760 4,820 4,740 4,790 6,313,000
    2004年9月22日 4,820 4,830 4,740 4,790 6,111,000
    2004年9月24日 4,740 4,760 4,690 4,740 5,581,300
    2004年9月27日 4,770 4,790 4,660 4,700 5,264,300
    2004年9月28日 4,650 4,740 4,630 4,720 5,666,600
    2004年9月29日 4,760 4,830 4,740 4,790 10,652,900
    2004年9月30日(採用日前日) 4,840 5,160 4,830 5,110 31,118,500
    2004年10月1日 5,060 5,090 4,970 5,020 14,524,300

    メルシャンの株価推移(除外)
    メルシャン
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2004年9月7日 264 265 263 265 391,000
    2004年9月8日(発表直後) 256 256 246 252 2,761,000
    2004年9月9日 253 254 250 251 1,098,000
    2004年9月10日 250 252 246 248 3,182,000
    2004年9月13日 249 250 246 246 622,000
    2004年9月14日 249 249 246 248 576,000
    2004年9月15日 248 249 244 245 768,000
    2004年9月16日 244 246 242 245 492,000
    2004年9月17日 244 244 241 241 1,155,000
    2004年9月21日 241 242 236 239 840,000
    2004年9月22日 237 239 234 237 985,000
    2004年9月24日 235 235 233 234 758,000
    2004年9月27日 233 233 224 227 1,412,000
    2004年9月28日 228 241 226 235 2,326,000
    2004年9月29日 237 240 233 235 3,336,000
    2004年9月30日(採用日前日) 233 245 228 245 10,721,000
    2004年10月1日 245 251 238 240 5,599,000

    不二越の株価推移(除外)
    不二越
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2004年9月7日 339 346 338 343 1,649,000
    2004年9月8日(発表直後) 328 334 323 328 5,479,000
    2004年9月9日 327 330 324 324 1,627,000
    2004年9月10日 320 321 303 310 7,128,000
    2004年9月13日 314 314 311 314 1,198,000
    2004年9月14日 315 319 312 314 1,689,000
    2004年9月15日 314 316 311 311 822,000
    2004年9月16日 309 313 309 310 482,000
    2004年9月17日 312 312 307 308 1,333,000
    2004年9月21日 306 306 298 301 1,860,000
    2004年9月22日 301 303 293 300 1,269,000
    2004年9月24日 295 299 290 294 1,175,000
    2004年9月27日 287 287 279 281 1,914,000
    2004年9月28日 282 287 279 282 1,661,000
    2004年9月29日 287 287 277 277 2,127,000
    2004年9月30日(採用日前日) 276 286 276 278 10,337,000
    2004年10月1日 287 296 287 295 11,336,000

    日本車輌製造の株価推移(除外)
    日本車輌製造
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2004年9月7日 297 300 295 297 565,000
    2004年9月8日(発表直後) 282 285 278 284 2,951,000
    2004年9月9日 285 285 277 278 1,504,000
    2004年9月10日 278 280 274 277 3,152,000
    2004年9月13日 280 281 274 275 687,000
    2004年9月14日 277 277 273 274 528,000
    2004年9月15日 275 275 265 266 944,000
    2004年9月16日 266 271 264 270 506,000
    2004年9月17日 268 269 266 268 1,037,000
    2004年9月21日 269 270 264 268 817,000
    2004年9月22日 266 268 262 264 848,000
    2004年9月24日 262 263 261 263 854,000
    2004年9月27日 257 257 252 254 866,000
    2004年9月28日 255 261 251 255 1,344,000
    2004年9月29日 257 257 246 246 1,907,000
    2004年9月30日(採用日前日) 245 248 238 248 8,193,000
    2004年10月1日 253 258 248 251 5,698,000

    ◆◆採用日前日と翌日のチャートです。◆◆
    ◆◆ ソフトバンクみたいに流動性が高い株も、意外とあがるんですね。◆◆
    ◆◆ 除外銘柄は、引け近くに上昇するケースが多いようです。◆◆
    ◆◆ 早めの買戻しが、成功しました。◆◆

    日本ハム(採用)
    採用日前日翌日

    電通(採用)
    採用日前日翌日

    ソフトバンク(採用)
    採用日前日翌日

    メルシャン(除外)
    採用日前日翌日

    不二越(除外)
    採用日前日翌日

    日本車輌製造(除外)
    採用日前日翌日

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    (2004/9/8)(訂正9/9)
    9月30日、日経平均は
    引けに値下がりする?

    日経平均の算出方法は、単純平均です。 採用銘柄と除外銘柄の株価水準が異なる場合、他の日経平均銘柄も影響を受けます。

    採用銘柄の今日の終値は、日本ハム(1378)、電通(2890)、ソフトバンク(4940)。
    除外銘柄の今日の終値は、メルシャン(252)、不二越(328)、日本車輌製造(284)。

    30日の採用銘柄のINDEX買い必要量を800万株と仮定します。
    不足金額は、

    {(1378+2890+4940)-(252+328+284)}×800万株=6,675,200万円

    ジンベイザメは、225銘柄をA株ずつ売って不足資金を捻出します。
    今日の日経平均は11,279.19、除数は22.999です。

    すなわち。

    11,279.19×22.999×A株=6,675,200万円
    A----25.7万株

    除外3銘柄を除く日経平均銘柄は、入れ替え前日(9月30日)大引けに25.7万株ずつ売られます。
    除外3銘柄は、800万株より25.7万株多い量、すなわち825.7万株が売られます。

    ◆◆もし、先回り売りが不十分なら、◆◆
    ◆◆この日の日経平均は、大引けにかけて値下がりする確率が高いでしょう。◆◆

    ◆◆ しかし、この分野でもコバンザメが、棲息していそうです。◆◆

    (結果)日経平均は、大引けに値下がりしました。日経平均先物は、3時以降反騰しています。

    日経平均

    日経平均先物

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    (2004/9/7)
    2004年入れ替え銘柄発表

    さて、10月1日付けの日経平均225銘柄の入れ替えが、発表されました。 採用3銘柄と除外3銘柄は、次のとおりです。

    2004年入れ替え銘柄
    コード 銘柄 セクター 月間平均出来高
    (6〜8月)
    9/1〜9/7
    出来高
    9/7終値
    採用 2282 日本ハム 消費-食品 11,909,333 1,903,000 1,310
    4324 電通 消費-サービス業 138,578 39,000 276,000
    9984 ソフトバンク 素材-商社 215,404,000 76,649,400 4,920
    除外 2536 メルシャン 消費-食品 8,072,000 1,988,000 265
    6474 不二越 資本財-機械 17,084,000 6,664,000 343
    7102 日本車両製造 資本財-輸送機器 8,194,333 3,572,000 297

    ソフトバンク(採用)、日本車両製造(除外)は、絶対基準NO1銘柄。
    補充の必要性が高い消費セクターからは、日本ハムと電通が選ばれました。

    今年は実に素直!

    電通は5000円株とみなされますから、出来高は100倍すると50円株の5銘柄と比較できます。

    ◆◆需給バランスが現時点で面白いのは、◆◆
    ◆◆採用銘柄では日本ハム、除外銘柄ではメルシャンでしょう。◆◆

    ◆◆ 明日の寄付きで、この2銘柄を買ったり、売ったりするのを◆◆
    ◆◆勧めているわけでは、けっしてありませんので・・・◆◆

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    (2004/9/4)
    消費セクターは、採用候補

    さて、来週は日経平均入れ替えの発表があるはずです。 選定ルールを見ると、もっとも流動性の高いソフトバンクは、採用されそうなのですが、去年も同じ状態で落選したというのが、難しいところです。

    このルールは、あてにならない気がします。

    日経平均225銘柄は、「技術」「金融」「消費」「素材」「資本財・その他」「運輸・公共」の6つのセクターに分かれており、このバランスが採用除外に影響するようです。

    去年採用されたのは、日揮(資本財セクター・建設)、コナミ(消費セクター・サービス)の2社のみです。
    どちらもソフトバンクと比べると流動性は高くありません。

    除外されたのは、ハザマ(資本財セクター・建設)、東亜建設興業(資本財セクター・建設)の2社です。 こちらは、流動性がもっとも少ない企業で、流動性基準で予想しやすかったようです。
    日揮(資本財セクター・建設)が入ったのは、同セクターから、2社が除外されたのが大きい気がします。

    コナミが属する消費セクターは、6つのセクター間バランスを補正するために、採用される確率が高いといわれています。

    セクターバランスは、どう調整するのか?

    選定ルールによれば、東証1部上場銘柄のうち、市場流動性の上位450銘柄を「高流動性銘柄群」として選び各セクターの数を調べます。 その1/2が各セクターの妥当数とするようです。

    しかし、流動性の高い450銘柄を東証1部上場企業から選ぶのは、時間がかかり私には不可能です。

    よい考えが浮かびました。

    流動性の高い450銘柄を日経平均500銘柄で、代用したいと思います。
    500銘柄の各セクター別分布を調べると、結果は、次表のとおりです。

    各セクター間の妥当数の計算
    日経平均225銘柄数@ 日経平均500銘柄数A 妥当数との乖離
    A×0.45-@
    技術 通信 4 9
    電気機器 28 55
    自動車・自動車部品 9 20
    精密機器 4 8
    医薬品 9 20
    合計 54 112 -3.6
    金融 保険 3 7
    証券 4 11
    その他金融業 2 13
    銀行 11 27
    合計 20 58 6.1
    消費 水産 1 2
    小売業 8 25
    食品 15 28
    サービス業 6 36
    合計 30 91 11.0
    素材 繊維 9 11
    化学工業 17 41
    石油 3 6
    窯業 7 10
    非鉄金属・金属製品 11 15
    鉱業 1 2
    パルプ・紙 4 5
    商社 8 25
    ゴム 2 4
    鉄鋼業 4 11
    合計 66 130 -7.5
    資本財その他 機械 14 32
    建設 9 18
    不動産 4 5
    造船 3 3
    その他輸送機器 2 2
    その他製造業 3 9
    合計 35 69 -4.0
    運輸公共 陸運 2 5
    空運 2 2
    ガス 2 3
    鉄道・バス 7 15
    海運 3 3
    倉庫・運輸関連 1 3
    電力 3 9
    合計 20 40 -2.0
    総合計 225 500 0.0

    (注)NIKKEI NETを参考に作成しました。

    ◆◆消費セクターは11銘柄、金融セクターは6銘柄の採用が必要です。◆◆

    ◆◆ また、素材セクターは、7.5銘柄の除外が必要で、◆◆
    ◆◆このセクターの除外候補は少し有利かもしれません。◆◆

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    (2004/7/19)
    イオンの公募・分割

    7月16日の市場終了後、イオンは、公募と分割を正式発表しました。

    公募の内容は、次のとおりです。

    公募株数----------2700万株
    発行価格決定日-----7月29日〜8月3日のいずれかの日
    払い込み期日-------8月6日〜8月10日のいずれかの日

    TOPIX買い比率を3%とします。
    払い込み期日には81万株のTOPIX買いが見込まれます。イオンの平均出来高は、100万株程度ありますから、たいしたインパクトではありません。

    この他、OA売り出しと最大243万株の第三者割当増資を行います。

    第三者割当増資の払い込み期日は8月17日ですから、5営業日後の8月24日には、最大で7万株(無視できる量ですね)のTOPIX買いが予想されます。

    発行済株数333,274,674株の8.8%の公募等は、値下がり要因です。 16日午後2時10分頃、公募のニュースが流れ、需給悪化懸念から、株価は値下がりしました。分割の情報は事前に漏れなかったようです。

    さて、イオンは、8月20日の株主名簿に記載された株主に対して、2倍の株式分割を行います。
    同社は、日経平均採用銘柄です。

    すなわち、現在ジンベイザメが保有している日経平均関連の800万株が、自然と1600万に増加してしまいます。

    これを防ぐため、権利付き最終日(8月16日)にジンベイザメは、半分の400万株を売る必要があります。

    ◆◆この日は、分割権利取りの動きもあり、神経質な値動きとなるでしょう。◆◆
    ◆◆ 私は、夏休みで旅行中。観戦できないのが、残念です。◆◆

    ◆◆ 以上、間違いを発見した人は、教えてください。◆◆

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    (2004/8/17)
    イオンの分割権利付最終日と
    権利入札

    昨日(16日)は、2倍分割するイオンの権利付最終日でした。 大引にかけて、ジンベイザメが日経平均がらみで、400万株ほど売ることは分かっているのに、買う人が少ないようです。

    現物買いは、半分の資金が2ケ月弱拘束されるので、コバンザメも手を出しにくいのでしょう。

    イオンの分割に伴う日経平均売り
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 調整後終値*
    2004年8月13日 3,660 3,660 3,540 3,550 2,273,900 1,775
    2004年8月16日(権利付最終日、日経平均売り) 3,500 3,510 3,350 3,360 7,670,900 1,680
    2004年8月17日(権利落ち日、権利入札日) 1,725 1,730 1,702 1,717 5,044,100 1,717

    貸し株超過となったのが、今回の権利入札の特徴です。
    16日のジンベイザメの売りを見込んだ空売りが多かったのだと思います。

    差引貸株超過の場合は、日証金は、権利落ち日に、権利入札により当該銘柄を買い入れることとなります。 つまり、買い入札となったわけです。
    (これにたいして、融資超過の場合は、売り入札となります。)

    ◆◆翌日(17日)も、あまり反発せず、権利処理価格は、1715.5円となります。◆◆
    ◆◆ 今回を見る限り、空売りが成功したようです。◆◆

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