■売り出し必勝法2■

---目次---
  • 公募・売出価格と受渡日の株価比較
  • 売出価格決定日に関する考察
  • 超大型売出は決定日以前に空売りすべき?(JR東海)
  • JT政府株放出の第二次と第三次の比較
  • 売り出し必勝法の検証

  • (2005/8/7)
    公募・売出価格と受渡日の
    株価比較

    さて、売出や公募で株を手に入れた場合、売却できるのは、受渡し日以降です。

    公募・売出価格@に比べて、D受渡日の株価(始値)は上昇しているかどうか?

    直近17銘柄について、調べたのが次の表です。
    17銘柄の平均は、-0.11%の値下がりです。
    このリストは、上昇した順に掲載しました。

    売出・公募価格と受渡日の株価比較
    コード 市場 銘柄名 貸借・信用
    ・現物の別
    公募・売出
    価格@
    発行済
    株数A
    公募株数B 売出株数C 公募・売出比率
    E= (B+C)/A
    受渡日 受渡日の株価 上昇率
    始値D 高値 安値 終値 D/@-1
    1937 東1 西部電機工業 信用 609 23,138,400 0 930000 4.02% 7月28日 633 633 625 626 3.94%
    4633 東1 サカタインクス 貸借 535 62,601,161 0 2,400,000 3.83% 7月27日 556 560 552 556 3.93%
    2059 東2 ユニチャームペットケア 信用 6,183 7,740,000 0 776,600 10.03% 7月26日 6,350 6,450 6,350 6,410 2.70%
    3433 東1 トーカロ 貸借 2,226 15,800,000 0 1,500,000 9.49% 7月14日 2,280 2,305 2,265 2,290 2.43%
    6339 東1 新東工業 貸借 811 56,554,009 0 3,000,000 5.30% 7月20日 830 840 824 832 2.34%
    9956 東1 バロー 貸借 3,074 20,903,437 2,000,000 242,000 10.73% 7月25日 3,130 3,140 3,100 3,130 1.82%
    8891 東2 エムジーホーム 信用 495,670 9,138 1,000 0 10.94% 7月14日 502,000 504,000 502,000 503,000 1.28%
    9022 東1 JR東海 貸借 795,000 2,240,000 0 600,000 26.79% 7月29日 805,000 809,000 804,000 809,000 1.26%
    7611 東2 ハイデイ日高 貸借 1,588 5,612,397 650,000 50,000 12.47% 7月29日 1,601 1,601 1,593 1,596 0.82%
    4626 東1 太陽インキ製造 貸借 4,112 14,232,000 0 900,000 6.32% 7月14日 4,130 4,150 4,130 4,140 0.44%
    6877 ジャス OBARA 信用 4,578 9,275,280 0 500,000 5.39% 7月29日 4,570 4,590 4,530 4,570 -0.17%
    2665 東2 ネクストコム 信用 491,790 149,559 0 42,290 28.28% 7月20日 490,000 493,000 488,000 490,000 -0.36%
    3116 東1 トヨタ紡織 貸借 1,989 187,665,738 0 20,000,000 10.66% 7月21日 1,980 2,005 1,980 2,000 -0.45%
    5726 東1 住友チタニウム 貸借 13,230 9,200,000 340,000 560,000 9.78% 7月19日 13,090 13,580 13,090 13,480 -1.06%
    2736 ジャス サダマツ 信用 291 11,134,000 1,800,000 0 16.17% 8月3日 283 285 282 283 -2.75%
    3318 ジャス メガネスーパー 信用 1,639 13,790,880 600,000 600,000 8.70% 7月20日 1,580 1,622 1,580 1,595 -3.60%
    8423 マザ フィデック 信用 934,110 47,650 4,500 1,500 12.59% 8月4日 800,000 830,000 772,000 830,000 -14.36%
    平均 11.26% 平均 -0.11%

    次式により、公募・売出比率Eを求めます。

    公募・売出比率E= (公募株数B+売出株数C)÷発行済株数A

    17社を平均すると公募・売出比率は、11.26%となります。

    上昇率1位(+3.94%)の西部電機工業の公募・売出比率は4.02%、上昇率2位(+3.93%)のサカタインクスの同比率は3.83%です。
    両社とも公募・売出比率が小さいのが特徴です。

    同比率が5%未満の公募・売出は、積極的に参加すべきなのかもしれません。

    -14.36%も値下がりしたフィデックは、信用銘柄で空売りできません。
    同社は、価格決定予定日の初日に大きく値上りしました。参考

    決定日も、十分値下がりしていません。こうした銘柄は、値下がりしやすいのでしょう。

    ◆◆公募は売出より、値下がりするものが多いのは、希薄化の影響でしょうか?◆◆
    ◆◆ また、新興市場の方が値下がり銘柄が多いような気がします。◆◆

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    (2005/8/3)
    売出価格決定日に関する考察

    上場銘柄について、公募や売出が取締役会で決定する際、売出価格決定日を特定の日に決めてしまうと、大引近くに不自然な取り引きが集中し、不都合なことがおこります。

    そこで、3〜5営業日の期間を売出価格決定予定日として定め、何日が価格決定日なのか事前に確定 できないようになっています。

    直近17例を調べると決定予定日の期間の分布は、以下のとおりです。

    3日間・・・・5例
    4日間・・・・7例
    5日間・・・・5例

    4日間の例が最も多くなっています。

    売出価格決定日
    コード 市場 銘柄名 価格決定予定日 価格決定日 公募・売出価格 公募株数 売出株数
    期間 日数 価格決定日 何日目か
    2736 ジャス サダマツ 7/25-28 4 7月25日 1 291 1,800,000 -
    7611 東2 ハイデイ日高 7/20-22 3 7月20日 1 1,588 650,000 50,000
    6877 ジャス OBARA 7/20-22 3 7月20日 1 4,578 - 500,000
    4633 東1 サカタインクス 7/19-22 4 7月19日 1 535 - 2,400,000
    1937 東1 西部電機工業 7/19-21 3 7月19日 1 609 - -
    9022 東1 JR東海 7/22-27 4 7月25日 2 795,000 - 600,000
    8423 マザ フィデック 7/25-27 3 7月26日 2 934,110 4,500 1,500
    2059 東2 ユニチャームペットケア 7/14-20 4 7月14日 1 6,183 - 776,600
    9956 東1 バロー 7/12--14 3 7月12日 1 3,074 2,000,000 242,000
    3116 東1 トヨタ紡織 7/12--15 4 7月12日 1 1,989 - 20,000,000
    6339 東1 新東工業 7/11--15 5 7月11日 1 811 - 3,000,000
    2665 東2 ネクストコム 7/11--14 4 7月11日 1 491,790 - 42,290
    3318 ジャス メガネスーパー 7/8--13 4 7月8日 1 1,639 600,000 600,000
    5726 東1 住友チタニウム 7/7--13 5 7月7日 1 13,230 340,000 560,000
    4626 東1 太陽インキ製造 7/6--12 5 7月6日 1 4,112 - 900,000
    3433 東1 トーカロ 7/6--12 5 7月6日 1 2,226 - 1,500,000
    8891 東2 エムジーホーム 7/5--11 5 7月5日 1 495,670 1,000 -

    さて、何日目が価格決定日になったかを調べると次のとおりになります。

    第1日目・・・・15例
    第2日目・・・・2例
    第3日目・・・・0例
    第4日目・・・・0例
    第5日目・・・・0例

    88%は、第1日目に決定します。

    第3日目以降に持ち越すと価格決定日を事前に予想しやすくなるので、その可能性は極めて低いと思います。

    第2日目に決まる場合も、よくあります。
    第2日目に決まったJR東海とフィデックの一日チャートは次のとおりです。

    JR東海
    第1日目第2日目(価格決定日)

    フィデック
    第1日目第2日目(価格決定日)

    超大型売出のJR東海の場合は、第1日目の終値では、高すぎると思ったのでしょうか?

    ◆◆第1日目のフィデックのチャートは、終値近くで怒涛の上げがありました。。◆◆
    ◆◆ 不自然な終値を嫌って、第2日目に価格決定を持ち越すのでしょう。◆◆

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    (2005/7/28)
    超大型売出は決定日以前に
    空売りすべき?(JR東海)

    「国鉄清算事業本部が保有するJR東海株・60万株を売出する」との発表があったのは、2005年7月7日の市場終了後です。国内429,000株、海外171,000株という割りふりです。

    この量は、JR東海の発行済株数224万株の26.8%に相当するインパクトです。

    売出価格決定日は7月22日から27日までのいずれかの日と予定されていました。 最初の予定日の前日に出来高が増えていますが、空売りした人が多いのでしょう。

    二日目に売り出し価格は、2%downの795,000円と決定します。

    JR東海60万株売出
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高
    2005年7月7日 861,000 869,000 861,000 867,000 1,997
    2005年7月8日 売出発表直後 860,000 861,000 850,000 850,000 3,196
    2005年7月11日 850,000 855,000 849,000 852,000 1,891
    2005年7月12日 855,000 857,000 851,000 851,000 1,277
    2005年7月13日 855,000 856,000 851,000 855,000 1,245
    2005年7月14日 856,000 861,000 856,000 860,000 2,181
    2005年7月15日 860,000 860,000 853,000 853,000 2,090
    2005年7月19日 851,000 852,000 835,000 836,000 5,253
    2005年7月20日 837,000 837,000 827,000 830,000 5,797
    2005年7月21日 831,000 840,000 829,000 836,000 9,836
    2005年7月22日 835,000 835,000 822,000 824,000 13,608
    2005年7月25日 価格決定日2%down(795000) 824,000 825,000 810,000 812,000 20,887
    2005年7月26日 申込み期間 812,000 815,000 806,000 812,000 41,139
    2005年7月27日 申込み期間 810,000 812,000 809,000 810,000 14,118
    2005年7月28日 申込み期間 810,000 812,000 808,000 810,000 13,172
    2005年7月29日 受渡し日 ? ? ? ? ?

    私の場合、松井証券で1株だけ当たっていました。 愚かなことに繋ぎ売りをしていません。

    明日の受け渡し日は、下がるかもしれません。

    「超大型の売り出しの場合、当たらなくてもいいから、価格決定予定日当日〜同3日前に空売り」
    というのが、正解でしょうか?

    9020JR東日本、9021JR西日本、9022JR東海

    ◆◆もし、損が出るなら、少し待とうと思っていますが・・・◆◆

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    (2003/6/12)
    JT政府株放出の
    第二次と第三次の比較

    証券会社の店頭で申し込むと、結果が分かるのが、申し込み1日目の市場終了後。

    安全に儲けるためには、当選株数がハッキリしない申し込み第1日目の空売りは危険です。安全策をとるなら2日目以降に売りたい・・・

    今回は、店頭でBBした人はほとんど全量が当たってしまったようです。申し込み2日目の内に申し込まないといけません。 申し込み2日目、3日目は鞘取り売りと安定操作(買い)で、株価は843000円〜845000円に落ち着きます。

    つまり、安全策を取った人は、鞘がほとんど消えてしまいます。

    JT政府株放出(第三次2004年6月)
    第三次政府株放出 売出株数@ 289,334
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高A A/@
    2004年6月3日 834,000 845,000 833,000 840,000 5,602 1.94%
    2004年6月4日 844,000 881,000 843,000 878,000 12,152 4.20%
    2004年6月7日 価格決定日2%down (843000) 871,000 875,000 861,000 861,000 9,673 3.34%
    2004年6月8日 申し込み1日目 851,000 853,000 847,000 850,000 32,861 11.36%
    2004年6月9日 申し込み2日目 850,000 850,000 843,000 844,000 19,289 6.67%
    2004年6月10日 申し込み3日目 843,000 845,000 843,000 844,000 20,230 6.99%
    2004年6月11日 受渡し日 843,000 845,000 841,000 843,000 19,893 6.88%

    私は、店頭では、採算が合わないと思い、松井証券の売り出しに10株ほどBBしました。 私は6月4日と10日に空売りして、受渡し日には下がると待ち構えていました。

    松井証券は、申し込み3日目の午後3時が申し込み期限です。 市場終了後、抽選。いつもは、当たりませんが、なんと当選しています。

    私が、事前に頼りにしたのは、第二次(1996年)政府放出のデータです。

    この株価推移なら、鞘取り投資は、成功疑いありません。

    JT政府株放出(第二次1996年6月)
    第二次政府株放出 売出株数@ 272390
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高A A/@
    1996年6月13日 868,000 868,000 860,000 861,000 1,022 0.38%
    1996年6月14日 869,000 870,000 861,000 861,000 1,497 0.55%
    1996年6月17日 価格決定日3%down (815000) 861,000 863,000 841,000 841,000 4,214 1.55%
    1996年6月18日 申し込み1日目 850,000 872,000 850,000 865,000 15,041 5.52%
    1996年6月19日 申し込み2日目 863,000 865,000 857,000 860,000 3,213 1.18%
    1996年6月20日 申し込み3日目 860,000 860,000 852,000 853,000 4,529 1.66%
    1996年6月21日 受渡し日 833,000 837,000 830,000 835,000 12,236 4.49%
    1996年6月24日 837,000 838,000 831,000 835,000 3,780 1.39%
    1996年6月25日 833,000 836,000 832,000 836,000 3,529 1.30%
    1996年6月26日 835,000 837,000 834,000 836,000 3,975 1.46%
    1996年6月27日 835,000 837,000 834,000 836,000 3,297 1.21%
    1996年6月28日 836,000 840,000 835,000 840,000 5,287 1.94%

    第二次の時は、受渡日の寄付は、2万円も値下がりしています。 また、JTの場合、逆日歩は、1日当たり50円しかつかないようです。

    さて、2004年6月11日は、JTの受渡日でした。
    意外と堅調。

    純粋な空売りの買戻しが、かなり入ったような気がします。

    第二次(1996年)の政府放出の時は、申し込み1目日は、出来高を売出株数で割った値が、5.52%でしたが、第三次(今回)は11.36%にも達します。
    申し込み2日目は、第二次の出来高比率1.18%に対して、第三次6.67%です。
    申し込み3日目は、第二次の出来高比率1.66%に対して、第三次6.99%です。

    ◆◆出来高激増は、空売りを利用して、鞘をとる投資家が増えたせいでしょう。◆◆
    ◆◆ 直ぐに売出価格に鞘寄せされて、利益も取りにくくなりました。◆◆

    ◆◆ところで、幹事の大和は、全量を売り切れたのでしょうかね?◆◆

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    (2001/7/14)
    アイカ工業の場合

    さて、初の実戦編として、アイカ工業の売り出しに挑戦です。 アイカ工業は、7月1日。300万株の売り出しを発表しました。これは、発行済み株数69,890,664株の4.29%に相当します。

    4206アイカ工業 発行済株式数 69,890,664株
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 逆日歩
    2002年7月1日 発表日(300万株) 750 753 743 743 29,000
    2002年7月2日 722 734 712 723 86,000
    2002年7月3日 703 726 703 725 90,000
    2002年7月4日 725 725 715 717 102,000
    2002年7月5日 725 725 718 718 73,000
    2002年7月8日 735 740 720 728 84,000
    2002年7月9日 価格決定日(初日)(3%down681円 730 730 703 703 190,000 0/3日
    2002年7月10日 申し込み期間 699 712 690 710 337,000 0.55
    2002年7月11日 申し込み期間 709 710 695 696 216,000 0.05
    2002年7月12日 申し込み期間 704 710 696 696 79,000 0.05
    2002年7月15日 694 710 690 705 159,000 0.05
    2002年7月16日 700 704 686 686 113,000 0.15/3 日
    2002年7月17日 696 696 681 681 127,000 不明
    2002年7月18日 受渡日 686 700 685 700 371,000
    2002年7月19日 700 700 690 696 217,000
    2002年7月22日 690 697 685 697 139,000
    2002年7月23日 694 696 686 690 115,000
    2002年7月24日 689 694 685 691 59,000
    2002年7月25日 698 699 689 698 99,000
    2002年7月26日 698 699 688 689 142,000
    2002年7月29日 696 696 686 686 77,000
    2002年7月30日 696 699 688 697 97,000
    2002年7月31日 697 700 680 700 143,000

    私は、7月8日M証券で4000株ほどBBしました。

    アイカ工業の価格決定日(7月9日)

    7月9日(価格決定予定日初日)の終値703円の3%downの681円に価格が決定します。この日は、朝から株価を無理に下げているような印象を受けました。 さて、私は、75%の3000株が当選しました。

    7月10日の寄り付きの699円で、空売りします。差益は、54,000円の2.64%。

    アイカ工業の申し込み初日(7月10日)

    M証券の手数料は、(売却金額×0.85%+2500)×1.05
    で1%以下でしょう。

    これは、成功間違いなし、小遣い稼ぎになったと思ったら・・・伏兵登場。
    10日の逆日歩は、なんと55銭。

    貸し株超過数は、148,000株です。
    9日間、この調子では、利益はなくなる可能性があります。
    不安が募ります。

    幸い、翌日の逆日歩は5銭に減ります。
    なんとか初陣を飾りたいところですが、18日(受渡日)までの逆日歩が気がかりです。

    この投資、逆日歩の影響が出やすい低位株は外し、安心できる値がさ株がいいですね。

    ◆◆伊藤忠って、400円ぐらいの中低位株で、売り出し比率は、11%ですね。◆◆
    ◆◆欲をいえば4%downになるといいですが・・・◆◆

    ◆◆ しかし、公募だとTOPIX買いも楽しみです。◆◆

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    (2001/7/7)
    売り出し必勝法の検証

    さて、officerさんに売り出しの例をご紹介していただいたので、売り出し必勝法の検証を3例ほど行いたいと思います。

    売り出し必勝法とは、売り出しのBB(ブックビルディング)に参加して、
    当選を確認後、申し込み期間中に空売りをします。
    空売りが成約したら、売り出しの払込を行い、受渡日に取り引きを清算して、利益を稼ぐと言う方法です。

    もちろん、空売りできる銘柄のみが対象となります。

    利益は、次の金額が見込まれます。
    約3%down分-(手数料+逆日歩)

    さて、西松屋チェーン(売り出し比率8.47%)は、最もうまくいった例です。down率は、幸運にも4%で決定。

    申し込み日初日の寄り付きは、価格決定日の終値より50円も値上がりして3950円となりました。 売出価格は3744円ですから、この時点で空売りすると5.50%の利益です。 価格が保たれた影響で、繋ぎ売りも少なく、逆日歩もつきませんでした。

    空売りはネット証券で取り引き、売り出しは幹事証券会社と取り引きすると仮定すると・・

    ネット証券の手数料を0.125%×2回=0.25%
    証券会社の売り(買い手数料は無料)の手数料は1.25%と仮定します。
    (最近使ってないので、正確な率を知りません。)

    利益は4%で、少し出来すぎです。
    5.5%-(0.125×2+1.25)=4%

    7545西松屋チェーン 発行済株式数 15,935,106株
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 逆日歩
    2002年5月20日 3,870 3,890 3,710 3,750 40,400 -
    2002年5月21日 3,700 3,830 3,690 3,830 47,900 -
    2002年5月22日 3,830 4,000 3,830 3,970 46,800 -
    2002年5月23日 4,000 4,000 3,850 3,900 41,100 -
    2002年5月24日 3,850 3,920 3,830 3,920 8,300 -
    2002年5月27日 売り出し発表日(135万株) 3,870 3,940 3,860 3,920 17,800 -
    2002年5月28日 3,740 3,750 3,510 3,650 111,500 -
    2002年5月29日 3,610 3,810 3,610 3,800 41,100 -
    2002年5月30日 3,700 3,780 3,660 3,720 10,800 -
    2002年5月31日 3,700 3,850 3,700 3,830 24,200 -
    2002年6月3日 3,850 3,880 3,730 3,850 53,500 -
    2002年6月4日 価格決定日(4%down3744円 3,850 3,950 3,800 3,900 44,000 0
    2002年6月5日 申し込み期間 3,950 3,980 3,880 3,950 154,400 0
    2002年6月6日 申し込み期間 3,940 3,990 3,900 3,910 79,900 0
    2002年6月7日 申し込み期間 3,900 3,930 3,880 3,910 69,200 0
    2002年6月10日 3,910 3,950 3,900 3,940 90,800 0
    2002年6月11日 3,900 4,000 3,900 3,960 35,900 0
    2002年6月12日 3,900 3,950 3,900 3,900 40,200 0
    2002年6月13日 受渡日 3,850 3,920 3,800 3,880 374,300 0
    2002年6月14日 3,880 3,890 3,810 3,850 105,400 -
    2002年6月17日 3,860 3,860 3,800 3,830 78,300 -

    二例目は、東陽テクニカ(売り出し比率4.70%)です。

    申し込み日初日の寄り付きは、2150円で、売出価格2056円と比べると4.57%のプラスです。 申し込み日初日から受け渡し日までの逆日歩の合計は、0.35円で、0.017%に相当します。短期投資なので、ほとんど無視できますね。

    利益は、3.05%で大成功です。
    4.57%-(0.017+1.25+0.125×2)=3.05%

    8151東陽テクニカ 発行済株式数 32,637,000株
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 逆日歩
    2002年5月20日 売り出し発表日(153.4万株) 2,040 2,120 1,969 2,100 227,000 -
    2002年5月21日 2,070 2,210 2,040 2,160 623,700 -
    2002年5月22日 2,100 2,140 2,070 2,120 280,000 -
    2002年5月23日 2,100 2,105 2,080 2,100 93,900 -
    2002年5月24日 2,060 2,085 2,000 2,060 92,900 -
    2002年5月27日 1,980 2,100 1,965 2,055 64,200 -
    2002年5月28日 価格決定日(3%down2056円 2,090 2,130 2,070 2,120 103,700 0
    2002年5月29日 申し込み期間 2,150 2,180 2,145 2,160 277,400 0.05
    2002年5月30日 申し込み期間 2,150 2,150 2,100 2,105 130,500 0
    2002年5月31日 申し込み期間 2,100 2,100 2,040 2,060 148,700 0.05
    2002年6月3日 2,035 2,095 2,030 2,080 35,300 0.05
    2002年6月4日 2,060 2,100 2,030 2,040 77,600 0.15/3日
    2002年6月5日 2,010 2,040 1,996 2,025 69,000 0.05
    2002年6月6日 受渡日 2,025 2,035 1,965 1,986 129,900 0
    2002年6月7日 1,988 2,015 1,970 2,015 77,500 -
    2002年6月10日 2,015 2,095 2,010 2,085 226,800 -

    最後の平和堂(売り出し比率3.42%)は、最も厳しい例です。

    申し込み初日の寄り付きは、973円で、売出価格(955円)との鞘は、1.88%にすぎません。 その後も値下がりが続き、つなぎ売りが増加して、逆日歩は0.55円/日まで上昇します。この売出しは、5月の連休の前だったため、休みの分、7日間が費用を増加させます。申し込み初日から、受け渡し日までの逆日歩の累計は、4.25円で0.45%に相当します。

    1.88-(0.45+1.25+0.125×2)=▲0.07

    0.07%の損失が発生して「必勝法破れる!」のケースでした。

    申し込み初日で2%が確保できなければ、値下がりを理由にキャンセルすべきかもしれません。
    幹事証券会社との友好関係維持との兼ね合いが、難しいところです。
    5月や正月の連休直前の売出しには、4%ぐらいのdown率でBBしたほうがよいかもしれません。

    8276平和堂 発行済株式数 58,546,470株
    日付 始値 高値 安値 終値 出来高 逆日歩
    2002年4月5日 990 993 978 978 16,000 -
    2002年4月8日 978 978 978 978 1,000 -
    2002年4月9日 978 989 975 975 6,000 -
    2002年4月10日 発表(200万株) 975 1,010 963 1,005 78,000 -
    2002年4月11日 1,016 1,016 995 995 65,000 -
    2002年4月12日 965 967 955 956 31,000 -
    2002年4月15日 965 969 956 969 15,000 -
    2002年4月16日 979 985 970 980 21,000 -
    2002年4月17日 977 977 966 972 14,000 -
    2002年4月18日 価格決定日(3%down955円) 982 1,000 982 985 34,000 0.05
    2002年4月19日 申し込み期間 973 978 967 974 102,000 0.05
    2002年4月22日 申し込み期間 967 972 962 965 93,000 0.10
    2002年4月23日 申し込み期間 963 967 960 960 53,000 0.40(4日)
    2002年4月24日 955 959 935 935 38,000 0.10
    2002年4月25日 954 954 945 945 36,000 0.55
    2002年4月26日 950 950 919 924 72,000 2.75(5日)
    2002年4月30日 受渡日 950 950 925 925 96,000 0.30
    2002年5月1日 927 947 927 937 53,000 0
    2002年5月2日 936 947 930 947 45,000 -

    ◆◆さて、机上演習はこれまで。来週は、実戦開始です。◆◆
    ◆◆ 銀行の持ち合い解消で、いろいろな売り出し銘柄があるようです。◆◆

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