■J_Coffeeの徒然草(35巻)■

---目次---
  • 今日の相場雑感
  • おかげさまで、300万アクセスを達成です
  • 名器ストラディバリウスの秘密
  • 地銀の比較
  • 松茸の話
  • ダフ屋の思い出
  • ソフトバンクの行方
  • フリーフロートに移行するより・・

  • (2003/12/1)
    今日の相場雑感

    足利銀行が破綻した直後なので、いくら11連勝の月初でも、きっと今日は下がるだろうと思っていました。 日経平均は10,403.27円(+302.70)+3.00%も値上がり、破竹の12連勝を達成です。

    2の12乗は4096。確率論では、4,096回に1度の現象です。本当に不思議ですね。

    一部がリバウンドすると予告した12月の5銘柄は、次のとおりでした。

    HIOKI・・・・・・・1641(+5.87%)
    シチエ・・・・・・・2085(+3.47%)
    静岡ガス ・・・・・411(+3.01%)
    パソナ・・・・754,000(+1.48%)
    ヤフー ・・・1,450,000(+0.69%)

    PKOの影響で上がったのか、リバウンドで上がったのかよく分からなくなったのは、研究家としては残念です。

    HIOKIの上昇率が、静岡ガスより大きかったことで満足しましょう。

    一日チャートは、参考1参考1に載せます。

    三協アルミニウム工業(東証1部)と立山アルミニウム工業(名証)は、合併して12月1日三協立山ホールデングスが誕生しました。

    11月21日は三協アルミニウム工業の取引最終日でした。同社はこの日、謎の暴騰で大引は385(+71)(+22.61%)になります。

    いったい、この日に何故上がるのか?

    今日は、立山アルミニウム工業(55,238,555株)分のTOPIX買いが期待できます。

    合併銘柄
    三協アルミニウム取引最終日三協立山ホールデングス上場日(TOPIX買い日)

    今日も、寄付の大量買いから始まります。

    ◆◆結果は、最後に失速したものの、一時433円まで続伸しました。◆◆
    ◆◆出来高は7,575,000株です。◆◆
    ◆◆ 21日の大引暴騰はTOPIX買いに便乗した、仕手筋の仕掛けのような気がします◆◆

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    (2003/11/25)
    おかげさまで、300万アクセスを達成です

    本日、おかげさまで、300万アクセスを達成しました。
    読者の皆様の暖かいご声援に感謝いたしております。

    さて、当ホームぺージのアクセス数の推移を振り返ったのが、次の表です。

    アクセス数の推移
    日付 一日当たりアクセス数 アクセス数累計
    2000年4月28日 スタート
    2000年7月31日 9 813
    2000年10月15日 121 1万
    2001年4月11日 506 10万
    2002年8月24日 1,800 100万
    2003年5月22日 3,690 200万
    2003年11月25日 5,348 300万

    ホームページの開設は、2000年4月28日です。
    この日から、ほぼ毎日一生懸命に書き続けて、3ヶ月。
    実は、発足当初は不人気で、閑古鳥が鳴いていました。

    3ヶ月間のアクセス数の累計は、たったの813です。
    一日あたり、9アクセスの低迷が長期間続いたのです。

    自分自身と親戚がアクセスの過半数を占めていました。掲示板も投稿者ゼロが続きます。
    ちなみに、この頃から「100万人の株式投資愛好家のためのホームページ」という副題を掲げていました。

    これだけ無視されても続けられたのは、「株式投資が大好きな点では人に負けない」という信念があったからでしょう。

    「このままではいけない。他人に認められるホームページを目指そう」とある日決心します。

    ヤフーの掲示板などで、宣伝活動を展開したのは、この頃からです。

    リンクの世界さん歌右衛門のホームページさんに、相互リンクをお願いし、掲載されたときは、嬉しかったですね。

    2000年8月、相場師列伝シリーズの発表を契機に、毎日100アクセスを突破するようになります。
    2000年10月日経平均入れ替え投資、2001年2月テクニカルの解説が始まり、リピーターが増加するようになります。

    2001年12月〜2002年1月掲示板あらしが登場し、アクセス増加の弊害も痛感しました。

    2003年に入りコバンザメ投資がブームになります。
    200万を超えてから300万までは、わずか半年。

    ◆◆1日当たり5000アクセスを超えている計算です。◆◆
    ◆◆ 9アクセス時代を思い出すと隔世の感がありますね。◆◆

    ◆◆明日は、仕事で休みます◆◆

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    (2003/11/24)
    名器ストラディバリウスの秘密

    アントニオ・ストラディバリは、1644年にイタリアに生まれました。 ストラディバリは、一流のバイオリン製作者ニコロ・アマティに弟子入りし、一心不乱に学びます。

    彼は、師匠の技術を貪欲に吸収します。
    彼は、やがて独立します。

    もっと美しく響かせたい。
    日夜、研究に没頭したストラディバリは、バイオリンの工程の画期的な改善に成功します。
    誰にも出せなかった、美しいソプラノの響きは、ダイヤトーンと呼ばれ賞賛されます。

    ストラディバリはついに師匠を超え、バイオリン製作の第一人者に登りつめます。
    そして、やっと手にした栄光を、彼は死守しようします。

    バイオリンの秘密の工程を誰にも教えませんでした。
    後継ぎの二人の息子にさえ・・・


    死期が迫ったのを確認してから、どちらかの息子に伝えようと考えていたのかもしれません。

    運命のいたずらは、彼を長生きさせたことです。

    1737年、92歳で彼は永眠します。

    600個のバイオリンの名器を残し・・・
    既に年老いた息子達にその工程の秘密を明かさぬまま。

    彼の製作したバイオリンは、ストラディバリウスと呼ばれ、以後今日に至るまで著名なバイオリン奏者の心を虜にします。 ストラディバリウスの発行済株数は、彼の死により600単位で確定します。

    この他に、彼の息子が製作した偽者が存在するようです。

    その後、ストラディバリウスを分解修理する際、徹底的な科学的調査が実施されました。 しかし、ストラディバリウスの秘密は解明できず、その作品を超えるものは、どうしても製作できません。 本物のストラディバリウスかどうかを鑑定する方法は、音色とニスの分析だそうです。

    ◆◆ストラディバリウスは、たまにサザビーで競売にかけられますが、◆◆
    ◆◆その値段は、なんと数億円のものもあるそうです。◆◆

    ◆◆ 18世紀の製作技術を解明して欲しいものです。◆◆

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    (2003/11/22)
    地銀の比較

    AファイナンシャルGは、25日に予定されていた中間決算の発表を延期しました。
    金融庁の検査が終わらなかったためです。 延期と言っても税務署への中間決算の提出期限は来週末ですから、結論は近く出るはずです。

    さて、あまり業績のよくない地銀5行の比較をしてみました。 出典は、全て、四季報です。

    肝心の銀行の中間決算が出ていないので、2003/3決算の時点で、比較しました。株の含み益は、9月末はかなり改善されているはずです。

    地銀の比較
    2003/3のデータ AファイナンシャルG H銀行 K銀行 F銀行 N銀行
    資金量(百万円)@ 4,932,823 5,196,437 2,626,121 2,428,985 3,511,014
    繰り延べ税金資産(億円)A 1387 1061 431 762
    A/@ 2.81% 2.04% 1.64% 2.17%
    不良債権B 535,065 363,301 155,115 273,176 282,612
    B/@ 10.8% 7.0% 5.9% 11.2% 8.0%
    従業員数(連結) 3507人 3361人 1997人 2751人 3372人
    平均年齢 47.9才 38.3才 36.8才 37.9才 36.5才
    平均年収 451万円 571万円 616万円 591万円 654万円

    AファイナンシャルGの不良債権5351億円を資金量(本来は貸出金額を使うべきですが)49328億円で割ると10.8%。かなりの不良債権です。 しかし、他の地銀についても、この比率が大きいところもあります。

    AファイナンシャルGへの政府の対応は、かなり重要です。

    AファイナンシャルGの繰延税金資産は1387億円で、資金量で割ると2.81%。この値は、他行に比べて際立って大きい数字です。 繰延税金資産を無利子国債で還付する案が浮上しているようです。同行の自己資本比率は、3月の時は、4.5%でした。

    かなり、興味本位で調べたのが、従業員の給料です。 AファイナンシャルGの従業員の平均年齢は、47.9才と高齢化が進んでします。

    新規採用をストップしたせいでしょう。 平均年収は、451万円と際立って低い値です。

    ◆◆給与やボーナスのカットは、他の銀行よりは、進んでいそうです。◆◆
    ◆◆ 更なるリストラを迫られる行員の方が、気の毒な気もします。◆◆

    ◆◆株主責任は、果たして問われるか?◆◆
    ◆◆ 来週中にも打ち出される可能性が高い、政府の判断に注目したいと思います。◆◆

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    (2003/11/18)
    松茸の話

    私の父親(大正生まれ)が子供の頃、松茸はかなり安く手に入ったそうです。
    「昔はすき焼に入れて食べたけど、今は高くて食べられない」とよくこぼしていました。

    つまり、私の子供時代には、松茸は既に幻の秋の味覚でした。

    何故、こんなに高くなったのか?

    昔、村の近くには、アカマツ林が必ずありました。
    アカマツ林からは、木炭がとれました。また、下草は水田の肥料になります。

    そして、秋には、松茸が収穫されました。

    昭和30年〜40年代、木炭は、プロパンガスに駆逐され、下草は、化学肥料に取って代わられます。 こうして、アカマツ林は消え、松茸の供給は激減します。

    バイオテクノロジーの進歩で、マイタケ、シメジ、エリンギが栽培できるようになったのに、松茸は、アカマツ林の地面に生える天然物しか存在しません。

    世界中で、松茸を好んで食べるのは、日本列島と朝鮮半島に住む人だけです。
    松茸は、万葉集にも登場する、日本ゆかりの食べ物です。

    あの高貴な香りを、欧米人は松脂臭く感じ、食べられないそうです。
    鳩、蛙、岩ツバメの巣・・・何でも食材にする中国人でさえ松茸を食べません。

    中国では見向きもされなかった臭いの強いキノコを、日本の商社が喜んで買い漁っていきます。 最初は商社の言いなりで松茸狩りしていた中国人も、ある日、日本での驚くべき最終価格を知ることとなります。

    「こんな価値のあるものを二束三文で売って騙されていた」
    と中国人も、商社に値上げ交渉するようになります。

    松茸は、北朝鮮、中国、カナダが日本に供給しています。
    土瓶蒸しや松茸ご飯の材料は、ほとんど輸入物でしょう。

    しかし、輸入物の香りは、かなり落ちます。香りの強い国産品は、全体のわずか5%。
    需要があるのに、供給が細る。流動性比率が極端に低い。

    ◆◆こうして国産松茸は、天文学的な価格となったのです。◆◆
    ◆◆ ホクトや雪国マイタケに、松茸栽培を開発してもらいたいですね。◆◆

    (参考文献)「松茸」 有岡利幸

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    (2003/11/16)
    ダフ屋の思い出

    かなり昔、野球を一人で観に行く路上で、若い男が近づいてきました。
    やくざ風といっても、いかにも下っ端・・・チンピラです。

    「にいちゃん、券持ってるか? こうてやるよ。」

    多くの通行人がいるのに、何故この男は、あまった券の処分に困っていた私を見つけられたのか? 未だに、よく分かりません。

    私が余り券を見せると、男はそれを素早く手にします。
    代わりに私の手のひらには、何枚かの百円玉が握らされました。

    多分、定価の何割増かで、券は売られるのでしょう。 あの男は、別の客にこう囁いているはずです。

    「社長、いい席ありまっせ。1万円です。」

    私の売値は、不当に安かった気がします。
    ダフ屋は、犯罪です。

    犯罪にかかわってしまった後味の悪さと、生暖かい硬貨の感触は今でも忘れられません。

    ダフ屋とは、フダ=札を逆さまにした隠語です。

    よく考えてみると、ダフ屋の行為は、株取引とそっくりです。

    日本シリーズなどの試合では、需要が供給を上回っているのに、入場券は安値の定価販売です。 つまり、発売日に行列して券を手に入れれば、高値で売却できるのは、自然なことです。

    入場券の販売価格を市場価格に引き上げれば、ダフ屋は存在できません。

    最近では、ヤフーオークションで、ダフ屋を行う素人が増えているようです。

    ◆◆たまたま余った券を売るのなら、よいのでしょうが、常習化行為は犯罪です。◆◆

    ◆◆ 罰則は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金なので、◆◆
    ◆◆やめたほうが賢明ですね。◆◆

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    (2003/11/11)
    ソフトバンクの行方

    今日は、日経平均は、10,207.04(-297.5)の全面安です。

    今日の最大の悪役は、ソフトバンクです。昨日発表された同社の中間決算は、ブロードバンド通信事業での顧客獲得費用がかさみ、連結最終損益が773億円と過去最悪の赤字、通期でも500億円の赤字見通しだそうです。

    ストップ安の比例配分で、出来高はわずか550,700株で、8,133,400株の売り注文を残しました。 10月16日の出来高は31,157,700もありましたから、売れ残りは驚く数ではないでしょう。

    問題は、今日発表された先週末(11月7日)の信用買い残です。

    11月7日ソフトバンクの信用残
    残高(千株) 前週比
    売り残高 一般信用 15 -36
    制度信用 4495 822
    合計 4510 785
    買い残高 一般信用 408 -20
    制度信用 25325 945
    合計 25734 924

    信用の買い残25,734千株は、発行済株数336,936,826株の7.64%に相当します。

    ソフトバンクを信用で買っていた個人投資家の投げは、ジャスダック、ヘラクレス、マザーズの新興三市場の銘柄の下落を引き起こしたようです。 私の持ち株も煽りを受け、下落して、とうとう含み損に転落しました。

    割安な銘柄ばかりに目に付きますが、落ちているナイフを買うのは危険な気がします。 キャッシュポジションが高いまま、乗り切ろうと思っています。

    保険をかけるためにも、何か売りたいところです。
    こんな動機で、ソフトバンクを空売り、比例配分で100株当選しました。

    ◆◆個人的には下がって欲しいのですが、フランクフルトは、32.55ユーロです。◆◆
    ◆◆ 125円で換算すると4,070円ぐらいでしょうかね?◆◆

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    (2003/11/8)
    フリーフロートに
    移行するより・・

    TOPIXに影響を与える、時価総額の大きな企業の流動性比率を調べてみました。 流動性比率は、過去一年間(2002年11月〜2003年10月)の月間平均出来高を発行済株数で割ったものです。

    結果は、次のとおりです。NTTについては、財務省の持ち株(732万株)は、TOPIXにカウントされないので、引いてあります。

    時価総額の大きな企業の流動性比率
    順位 銘柄 時価総額 発行済株式数@ 昨日の終値 過去一年の
    平均月間出来高A
    流動性比率A/@
    1 トヨタ自動車 12,454,491百万円 3,609,997,492 3,450 115,994,575 3.21%
    2 NTTドコモ 11,691,940百万円 50,180,000 233,000 1,446,192 2.88%
    3 NTT 3,910,050百万円 8612445 454,000 410,638 4.76%
    4 日産自動車 5,908,575百万円 4,520,715,112 1,307 174,757,973 3.87%
    5 三菱東京FG 4,863,764百万円 6,357,861 765,000 473,611 7.45%
    6 キヤノン 4,564,974百万円 881,269,173 5,180 56,526,636 6.41%
    7 ホンダ 4,345,887百万円 974,414,215 4,460 46,920,018 4.82%
    8 ソニー 3,705,664百万円 926,416,030 4,000 92,945,855 10.03%
    9 松下電器産業 3,699,201百万円 2,453,051,029 1,508 139,553,545 5.69%
    16 セブン‐イレブン・ジャパン 2,896,573百万円 822,889,984 3,520 30,976,091 3.76%

    最も流動性比率が少ないのは、予想通りNTTドコモ(2.88%)です。NTTの持ち株比率は、62.9%に達しますから当然です。 安定株主が多い、トヨタ自動車(3.21%)、日産自動車(3.87%)も低い方です。

    16位のセブンイレブンは、イトーヨーカ堂の持ち株比率が50.6%を占めるので、特別に調べてみました。 しかし、同社の流動性比率も3.76%です。ヤフーの流動性比率も、極端に小さくはないようです。

    時価総額1兆円規模の企業では、流動性比率が1%未満の銘柄は、東急建設以外に、みつかりません。みつけられた方は、ぜひ教えてください。 多分そうした企業は、中規模以下に集中しているのでしょう。

    流動性比率が高い方では、ソニー(10.03%)、三菱東京FG(7.45%)が目立ちます。

    INDEX投信は、TOPIX1000やTOPIX500を使えば、新東急建設の上場の際に生じた顧客の不利益を、回避できると思います。

    ちまたでは、「TOPIXには欠陥があり、MSCIのようにフリーフロートを取り入れるべきだ」との意見をよく聞きます。

    TOPIXをフリーフロートに移行すると、時価総額が大きい企業では、それほど影響を受けず、ザ・パック、セシールのような中規模以下の同族企業が値下がりしそうです。 親会社が70%以上の株を持つ、NEC系列や日立系列など、大企業子会社も、厳しそうです。

    しかし、いまさら、フリーフロート制を導入(複数回に分けるのでしょうが)して、これらの企業の株価を下落させる必要があるのでしょうか?
    コバンザメは、空売りで稼げますが・・・

    他に解決策は、ないでしょうか?

    特定株主比率の上限基準(現状70〜80%以下)を一律70%に引き下げたり、特定株主の定義を拡大した方が、遥かに現実的です。

    発行済株数が増加するにつれて、上限値が70%から80%に増加するという東証の基準は、ナンセンスですね。

    ところで、東急建設は、特定株主比率(80%以下)の基準を満たしているのでしょうか?
    実質的な特定株主が、あまりにも多すぎ、購入可能な株は数%のような気がします。

    ◆◆今回の東急建設の騒動の真の原因は、この点にあると私は思います。◆◆
    ◆◆ 明日は、休みます。◆◆

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