■J_Coffeeの徒然草(38巻)■

---目次---
  • 最期の牛丼
  • 節分天井、彼岸底
  • 日銀保有株は、日マスター信信託口
  • 招き猫の話
  • 足利銀行が大株主の企業
  • 株券不発行を急ぐべし

  • (2004/2/3)
    最期の牛丼

    若い頃、お金がなくなると、吉野家によく行きました。
    中年になってからは飽きてしまい、行かなくなりました。

    BSEアメリカ牛輸入禁止騒動で、もう食べることが出来なくなると思うと懐かしさが募ります。
    先日、食べ納めに行って参りました。

    私と同じ考えの人が多いのか、店は混雑しています。
    400円もするカレー丼をたのむ人は、まったく、みあたりません。

    牛丼(並)280円・・・激安価格に今更のように驚きつつ、注文します。
    安い割には、肉質が柔らかく美味です。

    どうして、こんな値段で売れるのか?
    不思議ですね。コスト分析をしようと思いました。

    牛丼(並)に必要な材料は、米230g 、アメリカ産牛バラ肉80g、たまねぎ20gです。
    この数字は、このサイトのものを使用しました。

    指定標準米の価格3500円/10kgで、ご飯の原価を計算すると

    0.35×230g=80円

    肉は、穀物飼料で育てられた、生後24ヵ月未満の牛のバラ肉(シ ョートプレート)です。 バラ肉は、安くアメリカから輸入しているのでしょうが、100g当たり75円はするでしょう。

    0.75×80g=60円

    この他、玉ねぎ、たれ、しょうが、お茶を加えると、材料費は6割ぐらいでしょうか?
    牛丼はおとり商品で、トン汁や卵で利益を出すのでしょう。
    もし、牛丼を家庭でつくったら、材料費だけで280円を越えるのは、間違いないでしょう。

    ◆◆松屋フーズ、ゼンショーに比べて、吉野家は牛丼に頼りすぎています。◆◆
    ◆◆ 安くてうまい牛丼が消えるのは、外食する人にとって大きな損失ですね。◆◆

    (参考)

    牛丼の原価
     投稿者:牛ちゃん  投稿日: 02/04 Wed 00:28:59

    まず、米の値段ですが、230gは炊きあがりの重量ですから、
    生米で言えば半分の115g、価格はいいとこ通常なら300円Kgで原価34.5円−@
    ショートプレートの業務用価格、吉野家の大口なら450円/Kg×80g=36円−A
    玉葱Kg60円×20g=1.2円−B お茶、ショウガ、タレ 8円−C
    人件費、光熱費除くと、@〜Cで78.7円(材料原価率28.5%)がいい所ではないでしょうか?
    それに人件費光熱費加えて、原価率35%くらいでしょう。
    これは、飲食業をやっている者からの意見です。国産でもなんとか赤字にせずに済むのではないか?
    と思ってしまいます。利益を考えると出来ないことですが・・・



    牛丼の原価
     投稿者:さくら  投稿日: 02/04 Wed 10:03:43

    吉野家の牛丼の原価は損益計算書から推察できるのでは
    売上高   86,513   (単位:百万円)H15.2
    売上原価  34,119
    販売管理費 37,878

    原価率は
    材料費だけだと39.4%
    人件費を含めると83.2%

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    (2004/2/2)
    節分天井、彼岸底

    春夏秋冬の中心となる日は、春分、夏至、秋分、冬至。 昼と夜の長さで、特定できます。

    立春は、暦のうえで春が始まる日で、冬至(12/20)と春分(3/21)の中間点。 具体的には、2月4日頃・・・つまり明後日です。

    立春は、農作業に欠かせない基準日です。
    立春から何日経ったかを数えて、田植などを行います。
    夏も近づく88夜に茶摘を行い、稲が実る210日には、台風に警戒します。

    豆まきで有名な節分とは、立春の前日(2月3日)、冬の最期の日です。

    何故、節分天井なのか?

    おそらく、この格言は、米相場から来ているのでしょう。

    お彼岸は、年に2回。春分の日と秋分の日の前後7日間。
    彼岸底となるのは、たぶん秋の方でしょう。

    新米が出回る直前、貯蔵されていた古米は、急いで売りに出されます。
    価格は暴落し、年間を通じて最安値になるのです。

    やがて、安い古米は底をつきます。
    残るは、高い新米ばかり。

    冬は、食べ物が少なく、保存食の米の値段は徐々に値上がりします。
    そのピークが、冬の終わりの節分というわけです。

    現実には、まだ寒いですが、やがて陽射しは明るくなり、雪は溶け始めます。
    フキノトウが芽吹き、どじょっこが泳ぐ季節になるのです。

    明日は節分ですが、株が天井になるとは思えませんね。

    ◆◆株の世界では、彼岸底は、明らかに春分の日を指しています。◆◆
    ◆◆ 3月決算前の微妙な時期で、底になりやすいのでしょう。◆◆

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    (2004/1/28)
    日銀保有株は、日マスター信信託口

    2002年11月から、日銀による銀行保有株の買取が始まっています。 買い取り枠3兆円に対して、1兆9112億円を実施済みです。東証1部の時価総額314兆円でこれを割ると0.61%となります。

    日銀の保有の実態は、非公開です。 2003年夏頃、例のETF組成で、足りない株が買われ、大騒動が起きました。 苦労して、偏りなく買っているのかと思ったら、そうでもないようです。

    今日(1月28日)の日経新聞によれば、日本郵船、日本精工、日本ガイシ、テルモの4社については、日銀は4%前後のシェアを持っているそうです。 また、科研製薬については、3.8%のシェアホルダーと判明しています。

    一番分かりやすい、科研製薬のこの半年の大株主の推移を示します。

    科研製薬の大株主の推移
    2003年9月 2003年3月
    保有株数(千株) シェア(%) 保有株数(千株) シェア(%)
    日マスター信信託口 4888 5.1 東レ 4589 4.8
    東レ 4589 4.8 日本トラスティ・サービス信託銀行信託口 4246 4.4
    みずほ銀行 3686 3.9 みずほ銀行 3686 3.9
    日本トラスティ・サービス信託銀行信託口 3397 3.5 りそな銀行 3194 3.3
    農林中央金庫 3143 3.3 農林中央金庫 2243 2.3

    日銀が、りそな銀行から株を購入して、名義を日マスター信信託口にしているという考えが浮かびます。
    日銀は、一社当たり最大5%までしか、保有できません。

    従って、5.1%には、他の日銀以外の株主の分も含まれているのでしょう。

    名前の挙がった5銘柄の筆頭株主は、全て共通しています。
    その名は・・・日マスター信信託口

    ◆◆買い取った株は、2007年10月以降、市場で売却するそうです。◆◆

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    (2004/1/25)
    招き猫の話

    今日は、たばこ屋や蕎麦屋に置いてある商売繁盛の招き猫の話です。 片手でお客を招き、もう一方の手は、小判かそろばんを持っています。

    中国に「猫洗面過耳、則客至」(猫が顔を洗い耳を過ぎると、すぐに客が来る)という諺があるそうです。
    猫の姿は、この諺から来ているのでしょう。

    招き猫は、黒、茶、白の三毛猫が圧倒的に多いです。
    三毛猫は、日本独特の猫で、大部分がメスです。

    遺伝の関係で、オスが生まれる時は、シロに茶の縞模様になるようです。

    雌猫に艶かしく手招きされているのは、男性かもしれません。

    招き猫の由来は、いろいろ説があるようですが、遊郭から誕生したというものがあります。
    薄雲という花魁が、三毛猫に金の鈴をつけ、たいへん可愛がっていました。

    猫は、薄雲を慕って、厠までもついていきます。 薄雲は、三浦家の亭主のお抱えでした。

    三浦家の亭主は、瞬時も離れない子猫を、化け猫と勘違いして首を落とします。

    猫の首は、厠まで飛んでいって、潜んでいた大蛇に噛みつき絶命させます。

    この蛇は、薄雲を狙っており、三毛猫は守ろうとしたのでした。

    かわいそうに・・・
    薄雲は、三毛猫を西方寺に手厚く埋葬します。(猫塚)

    日本橋のある唐物屋の主人が、薄雲の歓心を買おうと、伽羅の香木で三毛猫の像をつくり、贈ります。 薄雲は大いに喜び、木像を片時も離さなかったとか。

    この話は、花柳界で評判を呼びます。

    霜月、浅草・鳳神社の酉の市。
    商売人が、三毛猫のレプリカを売ったところ、大当たり。

    ◆◆遊郭の関係者の商売繁盛の縁起物になりました。◆◆
    ◆◆ これが、招き猫のはじまりとか(他説もあり)・・・◆◆

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    (2004/1/22)
    足利銀行が大株主の企業

    名古屋テレビ塔の上から、金をばら撒いた男の話は、すっかり有名になりました。 彼が稼いだのは、あしぎんFG株相場です。

    今日は、2円の売り板が170,316,000株もあるのに、1円の買い板は、たったの4,323,000株しかありません。
    売り39に対して、買い1の割合です。
    人気がないのは、当然です。

    何故なら、明日(1月23日)は、取り引き最終日。
    最期は、1円売りが殺到するのでしょう。

    市場が終了すれば、この千株券は、ただの紙切れです。
    これを1000円で買う人の気持ちが、私には分かりませんね。

    さて、足利銀行が大株主の企業をリストアップしました。

    足利銀行が大株主の企業
    コード 銘柄名 順位 持ち株数(株) 持ち株シェア(%)
    6112 小島鉄工所 8 490,000 4.8
    2916 仙波糖化工業 3 519,995 4.5
    9901 5 834,980 4.5
    6272 レオン自動機 5 1,260,300 4.4
    9906 藤井産業 6 394,700 3.9
    2293 滝沢ハム 5 378,000 3.5
    4721 フジスタッフ 7 400,000 3.3
    7513 コジマ 8 1,171,800 3
    5645 イチタン 4 250,000 2.8
    7716 ナカニシ 9 201,000 2.8
    5142 アキレス 4 5,436,034 2.7
    7280 ミツバ 8 1,009,404 2.6
    8754 日本興亜損害保険 10 19,572,500 2.3
    7605 フジ・コーポレーション 5 110,000 2.2
    8818 京阪神不動産 8 862,000 1.8
    9976 セキチュー 10 202,800 1.8
    9903 カンセキ 8 244,000 1.5
    1858 井上工業 4 656,000 1.3
    7564 ワークマン 10 120,000 1.1

    地銀は、あまり有名な会社の株を持っていませんね。

    ◆◆栃木県や、群馬県の会社が多いようです。◆◆
    ◆◆ 足利銀行が、株式を換金したかどうかは、わかりません。◆◆

    ◆◆ 気が向いたら、破綻発表後の株価の動きを調べてみます。◆◆
    ◆◆明日は、ホームページの定休日です◆◆

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    (2004/1/19)
    株券不発行を急ぐべし

    先日、証券会社から、配達記録つきの郵便物が我家に届きました。 開けてみると上場廃止になったTCプロパティーズの株券です。

    (旧)東急建設の不動産部門を承継した会社で、資産価値は、ほとんどゼロだと思っています。 しかし、建設部門を受けもった(新)東急建設の方で、大きく稼がせてもらったので満足です。

    久しぶりに見る株券。子供の時、自分の名を見つけた感動が甦ります。

    株券を裏返すと・・・
    株主の名は、「証券保管振替機構」。

    私達は株主になっても、同機構から実質的な株主として、通知してもらっているだけなのです。
    ほふりの上場株シェアは、60%に達しているそうです。

    名前も書いていない株券などは、必要ありませんね。
    不発行にすべきです。

    実現したら、リアルタイムで、株主名簿も把握できますね。

    そういえば、エッジバブルの問題も、新株券の発行に二ヶ月もかかることに根本原因があるのです。

    二ヶ月も99%の株が売れないことが、いかに相場に悪影響を与えるか。
    政府は考えたことがあるのでしょうか?

    株券を不発行にすれば、新株は直ぐに売却できます。
    100倍分割株が長期間ストップ高を連発することも防げるし、大崩壊をおこし、天井で買った個人投資家を大損させる心配もないのです。

    新規の買い手が続く限りストップ高。最後の買い手が、ババを引く・・・ よく似た現象が、ありますね。

    大型分割は、制度の不備がもたらした、いわば政府公認のネズミ講です。

    政府は、2009年を目指して、株券不発行を実現しようとしているようです。
    なんとも、遅すぎます。

    さて、株券の右上に次の文を見つけました。
    「印紙税申告納付につき目黒税務署承認済」

    そうか!株券発行には、印紙税もかかるのだ。 参考

    株券不発行で印紙税がなくなれば、企業も喜びます。

    ◆◆喜ばない会社もあるようです。◆◆
    ◆◆ 株券の下に小さな字で、その企業の名前は書かれていました。◆◆

    ◆◆ 大日本印刷株式会社印刷◆◆

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